久しぶりの外出は雨降り

午後3カ月に一度の歯科検診を兼ねて散歩に行った。天気予報ではお昼過ぎにあがるはずだったが、予約時間より早めに出かけようとしたらけっこうな雨が降っている。ちょっと回り道をして公園を通った。ゆきやなぎが雨に打たれてしなだれている。ここには大きく立派な桜の木があるが、咲くまであと1週間かなあ10日かなあ。
その向かいにあるマンションの前にはこぶしと沈丁花が花盛り。そこから少し行ったところのお家の前にいっぱい植木鉢を置いているのをゆっくりと眺めた。いろんな草花があって通勤しているころはここを通るのが楽しみだったが、最近は年に数度だ。

歯科では悪いところがなくてよかった。衛生士さんにきれいにしてもらって、3カ月分のキシリトールガムと歯ブラシを買った。
雨が上がっていたので銀行や郵便局へ寄って用を済ませて帰ったらおやつが待っていた。チーズサンドとコーヒー。食べたら満腹で晩ご飯が遅くなった。食べ終わったら11時半だよ〜

「VFC News」の表紙の猫がすごくかわいい

休み前からヴィク・ファン・クラブの会報をちょこちょこと1日に2ページずつやって、12ページに文字ぎっしりつまったのが今日できた。明日綴じて封筒入れしてあさって出かけるときにポストに入れる。
もう10年近くOちゃんに表紙の絵を描いてもらっているのだが、ここ3年ほどずっとテーマは猫。彼女の飼い猫2匹銀ちゃんと鈴ちゃんがモデルで毎号楽しくもすさまじい表情である。
今月は「誰がブサイクやねんっ!」とセリフつき化け猫風。2月号は「Hello VFC」と友好的表情だった。
この表紙の会報をサラ・パレツキーさんにも届けているが笑ってはるやろな。サラさんは犬好きのようだけど。

遊びにも外食にも行かずに過ぎた3日間だけど、昨夜の夜中にOちゃんとメッセージのやり取りをしてどこへ行くより楽しかった。
おっと、相方は夜遊びも昼遊びもお出かけして楽しんではりました。

花粉症、3連休は要注意

「近畿地方では、3月18日からの3連休はスギ花粉が非常に多く飛ぶ見込みです」と週間花粉情報が出ている。3日とも「非常に多い」マークがついている。そのあとも21日は「多い」22日はまた「非常に多い」である。
昨日と今日は近所に買い物に行っただけで長距離はどこにも行かなかったから、花粉の影響というのはたいしてなかった。
明日もどこにも行かない。あさっては歯医者の検診日で帰りに郵便局へ寄る用事がある。マスクをして出かけよう。

花粉症は本当にしんどい。ひどいくしゃみや鼻水などですっごくしんどかったときを思い出すといまはラクだ。一日二食にして野菜をたくさん食べるようになったせいか体質が少し変わったかな。
それでも外出から帰るとくしゃみの連発と鼻水だし、ベランダから部屋に入っても顔が痒くなる。さっきあたまが痒かったのも花粉のせいかと気になった。単に頭を洗う前だから痒いのか、暖かくなったせいかもしれないが。
早く花粉の季節が過ぎ去ってほしい。

ツイッターの猫と遊ぶ

姉の愛猫チャーがいなくなってから1年と5カ月経った。ご飯のお盆は片付けたものの、トイレ箱と爪研ぎがまだ所定の場所にある。
いまは電池の入ったおもちゃの猫メリーちゃんがいて、人の足音や影や声に影響されてにゃーと鳴く。可愛い顔と可愛い声に慣れた姉は電池の買い置きを忘れない。

19年いっしょにいたうちの猫の花子がわたしの腕の中で死んでから10年以上経った。猫と付き合うようになって大の猫好きになってしまい、猫絵本をいっぱい買い、公園猫たちにご飯を運んだ。近所や公園の猫たちの「会議」に参加したこともある。

花子の写真をたくさん撮ったのを先日引っ越して行かれる人に見せたら懐かしがってくれた。うちの花子を知っている人が誰もいなくなって寂しい。

最近はツイッターで猫写真を見るのが楽しみ。「お気に入り」に入れたり「リツイート」したりしてたくさん溜まっているのをちょいちょい見ている。なんともたくさんの人たちがユーモアのある写真をアップしてくださってありがたいかぎり。猫ものの人をたくさんフォローしているわたし(笑)。何度でも動画を見ながらへらへら笑っている。

今日は彼岸の入りで聖パトリックデイ

今日は彼岸の入り。「暑さ寒さも彼岸まで」っていうけど昨日までとうって変わって暖かい日だった。夕方からは冷えてきてストーブの温度を上げたけど。
陽射しが明るかったので、ベランダにいろいろ出して干した。ドアを開けっ放してもそんなに寒くなくてうれしい。でも花粉がえらく舞っていたようで、部屋に入るとくしゃみの連続。洗濯物の取り入れに出てもまたくしゃみ。いまも空気の入れ替えに窓開けたらくしゃみと鼻水。

その上に今日は聖パトリックデイである。
アイルランドに思いを馳せてピーター・トレメインの修道女フィデルマのシリーズを1冊引っ張り出した。『翳深き谷 上下』(創元文庫)。今夜は修道女フィデルマの世界にひたろう。
映画も見たいなあ。『静かなる男』とか『ライアンの娘』を見たいけど時間がない。昔は両方ともレーザーディスクを持ってたけど・・・。
『ONCE ダブリンの街角で』をまた見たいし、『ザ・コミットメンツ』も久しぶりに見たいなあ。ケン・ローチの諸作品も。
そういえば『ブルックリン』をまだ見てなかった。
今夜はせめてU2を聞きながら本を読もう。

折口信夫について勉強する

昨夜はずいぶんと読書で遅くなった。アマゾンで買った3冊ではなくて、雑誌『現代思想』の「神道を考える」のほう。これをまずおさえておいて、それから鎌田さんの本にかかる。
わたしは少女時代から折口信夫ファンだったが、もっぱら短歌「葛の花 踏みしだかれて 色あたらし この山道を 行きし人あり」のほうだった。その後に『死者の書』を読んだが、もともと当麻寺が大好きだった。幼いときは絵本『中将姫』を愛読していたから、奈良を歩くようになってからは当然、竹内峠から当麻寺へ歩いた。『死者の書』を読んでからは、当麻寺と中将姫への愛着がますます深まった。

そんなことでの折口ファンだったのだが、今回「神道を考える」を読んだらこれはもうえらいこっちゃなのであった。折口についていろんな学者が書いておられるのをぼちぼち読んで勉強する。

昨夜はえらく遅くなったのに、今日は姉のところに行くので早起きした。帰りは気晴らしに心斎橋界隈をちょっと歩いてタクシーで帰宅。
お風呂に入ってから晩ご飯にビールをコップ一杯飲んだだけで眠くて〜椅子にかけたままうとうとしていたらコーヒーが出てきた。チョコレートをひとかけら食べてコーヒー飲んだら目が覚めてきた。
それでツイッター読んでこれを書いている。コーヒー効く〜

寒いのは「寒の戻り」だから

今日も寒かった。お水取りがすんだのに寒いねと近所の人としゃべっていたら「寒の戻りやね」と返事があった。日本語は美しい。
起きたときは先に起きていた相方がストーブをつけていたから、部屋は暖かくて気がつかなかったが外へ出たら冷たい風が吹いている。午後の3時にこないなことを思っていてええんかなとちょっとひるんだ。しかも出かける先がマッサージのおんらく堂だからなんとも(笑)。
マッサージがすんでからスーパーで買い物して帰った。そしたらもう夕方やし一日が短い。
ポストに『呪殺・魔境論』(鎌田東二 集英社 2004)が届いていたのでちょっと読んだ。思ってたとおりの本のようでうれしい。

その後は晩ご飯ができるまでヴィク・ファン・クラブの会報づくりに励んだ。今月もまたぎっしりと文字の詰まった会報ができるだろう。
原稿整理がすんだから半分いや1/3くらい出来あがりやな。その上、1枚目2ページ分のプリントができた。気を入れてやればできるんやとご飯後もパソコン前。本を読みたい。

麺好き、今日はフォー

だいぶ前にフォーを買ってきて食べて半分残っていた。忘れるくらい前のことだ。うどんやソーメンみたいに袋に入っているやつ。今夜はそれを食べることにした。
鶏肉と春菊に香料がいろいろ入ったエスニックな味わいにうっとり。最後の一滴まで残さずにきれいに食べた。もやしを買うのを忘れたのが残念、次は忘れずに入れてね。

お昼ご飯の一皿目はほうれん草としらすのパスタだった。麺好きといってもよく食べるのはパスタだが、うどんもフォーも好きである。
今日はフォーのあとに小豆とサツマイモ。小豆は塩味で汁なし。焼いたサツマイモにたっぷりかけた。サツマイモが甘くてうまーい。

1時間後に残った小豆に湯を入れてぜんざいに。お餅を焼いて1個ずつぜんざいに入れ、塩昆布を友にして食べた。

吉野を思い出した

本の包みが二つ郵便受けに入っていた。『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』と『神界のフィールドワーク 霊学と民俗学の生成』。どっちも届くのが早い。
先に頼んだのは伊藤野枝伝だが野枝さんがどういう人かは推察できるから、未知の方向の神界のほうを先に読むことにした。ちょこっと読み出したらおもしろい。途中でやめずに最後まで読めそう。

最初の章で、著者は吉野下市口から山道をたどって天川に行く。
むかしのことだが、吉野下市口で電車を降りて春浅い吉野へ行ったことがあるのを思い出した。夕方大阪に帰ってジャズ喫茶マントヒヒにはじめて入った。それで70年代のはじめのことだとわかる。
すごく寒かった。吉野の山をずんずん登って行ったところの小さな茶店に入った。まるで漱石の『草枕』の茶店にいたおばあさんのような人がお茶を淹れてくれた。七輪を抱くようにしてお酒も頼んだっけ。今朝採ったというワラビを買って、七輪から離れて寒さに震えながら帰った。
そのずっと前のこと、下市口からバスでどっかへ行って、それからずいぶん歩きキャンプしたことも思い出した。

今週はしっかり読書の予定

タイトルに今週はしっかり読書と書いたけど、書いた途端に無理だと気がついた。ヴィク・ファン・クラブの会報をつくらなあかん。
パソコン向いて会報、テーブルに座ったら読書、部屋の中を行ったり来たりで一日を過ごすことになりそう。まあ、いつも同じようなことだが、それが頻繁になるわけで。肩こりがきつくなり、目がしばしばするのが増えるだけだけど。

今週届く中古本
『村に火をつけ 白痴になれ――伊藤野枝伝』(栗原 康 岩波書店 2016)
『神界のフィールドワーク 霊学と民俗学の生成』(鎌田東二 創林社 1985)
『呪殺・魔境論』(鎌田東二 集英社 2004)

昨夜遅くに『神道を考える』(現代思想2月号)を開いて鎌田東二さんと安藤礼二さんの対談「隠された神々の世界を求めて」を読んでいたら鎌田さんの本の紹介があった。折口信夫と出口王仁三郎のことが書いてあるらしい。このお二人とも昔から畏敬しているので、これを機会にちょっとでも深く知りたい。さっそくアマゾンの中古本で『神界のフィールドワーク 霊学と民俗学の生成』(鎌田東二 創林社 1985)を購入。
今日になってその本のことを知ろうと検索していたら著書に『呪殺・魔境論』(鎌田東二 集英社 2004)があった。タイトルに惚れてしまい、なにもわからないけど購入。

おととい去年から買おうと思っていた『村に火をつけ,白痴になれ――伊藤野枝伝』(栗原 康 岩波書店 2016)を頼んだ。明日くらいに届く予定。
伊藤野枝は吉田喜重監督の映画『エロス+虐殺』の主人公で岡田茉莉子主演。映画を思い出しつつ読む。

どれを先に読むかな、届いた順番かな、いちばん楽しいのはいまかも(笑)。