ダニー・ボイル監督『スティーブ・ジョブズ』

映画化の話を聞いたときはできたらすぐ見たいと思ったが、ころっと忘れていて昨日の夜ようやくアマゾンプライムで見た。原作ウォルター・アイザックソン、脚本アーロン・ソーキン、主演マイケル・ファスベンダー(ジョブズ)とケイト・ウィンスレット(初期からの開発チームメンバーであるジョアンナ・ホフマン)。

このブログにも何度も書いているが、わたしたちがマッキントッシュプラスを買ったのは1987年秋のことだった。話に聞くコンピュータというものを見にいったのだが、日本橋の大型電気店でずらりと並んだNECのマシンに圧倒された。ふと隅っこを見ると、可愛い四角いものが1台置いてあった。わたしは相方の上着の裾を引っ張り「あれにしよう」と叫んだ。359,000円のその小さい箱こそマックプラスで、わたしらが買った最初のマックだった。相方はその日からマックのとりことなり、わたしも基本操作を覚えた。
その後に買ったすぐれもの、性能は段違いに優れプラスと同じくらいの大きさのSE/30ときたら756,000円なのであった。ここから仕事に使えるマックになっていった。

以上のようなマックファンであるからジョブズの映画となると入れ込む。
ウォルター・アイザックソンの伝記はすぐに買って読んだが、いまやかなり時間が経って記憶がおぼろ。ふふ、まだあるのだ、ヤマザキマリの漫画『スティーブ・ジョブズ』(講談社)。1と2を友人にもらって、いまのところ3と4を買って読んだ。映画と同時進行で読んだ感じだ。伝記のほうは正確だがちょっと風味が足りないと感じるところがあった。ヤマザキマリさんの本はしっくりきてすごい。両方読んで映画を見たらお腹いっぱいだ。

ようやく映画の話になるが、とてもよかった。マイケル・ファスベンダーは「ジェーン・エア』のロチェスターさん役しか見てないがよかったし、今回もよかった。ほんとのジョブズみたいだった。ケイト・ウィンスレットも細かい感情をよく出していてよかった。

夏はスイカや

今年の夏はよくスイカを食べている。我が家ではスイカおよび果物を何年も食べていなかったような気がする。こどものころは大きなスイカを大胆に切ったのにかじりついたものだ。夏祭りには氷スイカをおごってもらった。
最近はまめに野菜販売のお店に買いに行ってくれる人がいるのでありがたく食べている。マクワウリやプリンスメロンもよく食べる。水分の補給にずいぶん役に立っているが、なによりもうまい。トマトもキュウリもニガウリもよく熟れてうまい。

例年の妹からの山梨県の白桃1箱がこの間届いて食べ終わったところだ。うまいけど我が家としては贅沢品という感じ。果物にかじりつくという感じで食べることに郷愁がある。
まだ食べてないけど、ビワとイチジクが好き。ブドウは大阪産の粒の小さいデラウエアが好ましい。山梨県のブドウは最近「甲斐路」だけど、昔は「本ブドウ」といったっけね。紫が白っぽいやつ(だんだんと記憶力が低下している)。
秋が深まると梨、長十郎梨が食べたいけどなくなったのがさびしい。その前に柿だ!!
リンゴって普通の果物って感じが好き。柑橘類もいいな。ということで今年は果物消費量が増えている我が家である。
姉の果物はイチゴの次はサクランボと決まっているので、百貨店で買っていく。佐藤錦が福島からはじまって東北を北へ進み、いま売っているのは北海道産である。