涼しいといくらでも寝る

最近ありがたいと思うのは家が仕事場なこと。長いこと会社へ通勤、独立してからは仕事場へ通っていたから、朝起きたら即職場(?)の現在はほんまに夢(?)のよう。この生活も長くなって当たり前のように暮らしている。阪神大震災のときはまだ仕事場に通っていてその後だから20年くらいかな。まだわずかながら営業していて細々と暮らしている。

結果、夜は遅くまで起きていて朝は遅くまで寝ている生活になってしまった。しかも昼寝付き。夜は寝付いたら8時間寝てしまう。毎日8時間というわけにはいかないから、その不足分は昼寝で補っている。ごろっと横になると2時間寝てしまう。
今日も午後の2時間をぐっすり寝てた。われながら苦労がないんかいなと思う(笑)。「寝る子は育つ」というけど、寝る高齢者は医者いらずである。歯医者は除く。

明日は整体院の予約をしてある。ゴクラクである。あさっては姉にところに行ってしゃべりながらテレビを見ながら肩と背中のあんまをしてやってゴクラクとサイナラ。帰りはどこかへお金を遣いに行こう。姉から誕生祝いのお金をもらっている。

『オン・ザ・ロード』をもう一度見た

「製作総指揮がフランシス・フォード・コッポラ、監督が『モーターサイクル・ダイアリーズ』のウォルター・サレス、2012年の作品。」と7月にレンタルDVDで見て書いた。そのときは思い込みが先に立っていて映画が終わった時はちょっとがっかりしたんだった。今日もう一度見たら前回よりもずっと登場人物にも理解がとどき「ああよかった、もう一度見てよかったね」という言葉が素直に出てきた。

いまここにビート詩人8人の写真の切り抜きがあるのだが、ジャック・ケルアックのシャープな顔に映画のシーンがダブって「うーむ」とうなずいた。写真のほうがずっといいけど。昔なにかで読んで憧れていたニール・キャサディもこの写真のほうがずっとインテリだ。などとモンクを言いながらも、長い映画の二度目を楽しんだ。
前回は理解が行き届かなかったウィリアム・バロゥズとアレン・ギンズバーグも、ああこの人やねって感じで見られてよかった。

映画としては良かったとはいえないけど、ビート・ジェネレーションの時代の人たち、街や道(ロード)の風景を見て感じるところもあってよかった。