本を捨てて捨てて、また買って

押入れに積んである本(ほとんどミステリー)をなんとかしたい。できたらお金にしたいと思ったが、アマゾンの中古本を見たらかなりが1円で買えそう。すこしくらいは値段のつきそうなのもあると思うが、点検するのがしんどい。もう捨てるしかないなと物を捨てるのが好きなわたしは思った。それで部屋の片付けをして本棚を設け、並べたり積んだりできる分を出してそれ以外は捨てる。
女性探偵ものをけっこう集めていたが、出してみるとほとんど忘れている。もう一度読みたいかというのも判断基準にして、どんどんゴミ箱に出していった。まだまだ1/5くらいしかすんでいないけど、ちょっとほっとした。本への愛着があると思ったがそうでもないようだ。身軽になるほうがほっとする。

あんなに好きで出るたびに買って10数冊はあったスペンサーものは4冊になった。すべて持っているのはサラ・パレツキーとドロシー・L・セイヤーズ。ダルグリッシュ警視長もののP・D・ジェイムズ、ダルジール警視もののレジナルド・ヒルが全部揃っている。これは置いとこう。あとは好きな作家の好きな作品を選ぶこと。おっと、ヘニング・マンケルの本も全部あるなあ。アイルランドの尼僧ものも。前途道遠し。

いまいちばん好きなミステリ作家はアイスランドのアーナルデュル・インドリダソン。きれいな装丁の本が3冊ある。さっき最近もう1冊出たのを知って注文したところ。『湖の男』、主人公がアイスランドの首都レイキャヴィク警察のエーレンデュル犯罪捜査官。誠実で確実な捜査官でいまのお気に入り