酒井慎太郎 著『脊柱管狭窄症は99%完治する』を読んで実践

どうやらわたしの病気は脊椎間狭窄症のようだ。
去年の12月28日に姉の家に行って年末の手伝いをして晩ご飯を食べた。姉の住む家は戦争中から姑と3人の子供たちが住んでいた家で、戦後に結婚して住みはじめた姉夫婦が屋根や壁に何度も手を入れているが、冬は寒くてすごく冷える。マンションの暖かい部屋に慣れている身には、隙間風や床からの冷えがきつい。

いま思い出せばあの日は1日中寒かった。帰り道はタクシーが通る表通りまで狭い道を行くのだが、歩くのがしんどくてよたよたしてた。ようやくタクシーに乗って帰宅したが、片付け中に洋服ダンスとベッドの間に座り込んでしまった。立てないよーといって笑っていたのがご愛嬌。夫が引っ張ろうが抱こうが動けない。ここで寒い中を救急車を呼ぶより温めたほうがいいと夫が決断して、その場で部屋を暖め毛布を巻いてマッサージをしてくれた。気分良く眠ってしまったが、よろよろと「姉さんに電話せんと・・・」と起き上がって受話器まで。それが午前2時のこと。電話に出た姉はびっくり。翌日は姪たちや妹に「くみこがおかしくなった」と電話しまくりだったそうな。
それから寝る寝る、目が覚めたらまた寝る。その間にいっぱい食べて、正月休みはそれで過ぎていった。

ブログが空白なので問い合わせがたくさんあった。そして、みんな医者に行けといっている。でも、わたしは医者に行くほどなのかなあという気持ちだった。三が日が過ぎたら行くかと夫が決めたが、三が日過ぎたら、よく寝てよく食べて元気になりかけていた。
お医者さんの友人には夫が状況説明メールして親切な助言をいただいた。そのときはもう原因は「冷え」と「疲れ」だとわたしには結論が出ていた。膝痛は以前からだからしゃあないし。夫が歩けないなら病院へ連れて行くときは車椅子でと移動手段を考えてさっさとネットで購入。どうせならおしゃれな車椅子を押して歩きたいそうで、すごくおしゃれな車椅子です。
さて先日、車椅子に乗って新しく開院した整形外科に顔を出してみたが、医者の応対ものんびりしてたので、混雑をさけてもうちょっとしてからと決めた。

いろいろ落ち着いて思い出したのが小樽の義弟からの年賀状の文面だった。
「脊柱管狭窄症、ストレッチ体操で克服しました。病院通いをやめ、本を買っての実践です。」
とあったので、あれはどんな病気か一度電話で聞いてみようと話し合っていた。義弟は若いときからいろんな病気を経験してきた。今度はなんだろう。
それがね、なんとなんと、弟の病気の脊柱管狭窄症の症状は、わたしの初冬ごろからの症状と同じだった。長時間歩くのがつらい。5分歩くと座りたくなる、その他いろいろ。
そして脊柱管狭窄症は老人がなる病気のようだ。みんな長生きするようになったから増えた病気だって。以前ならこの病気にかかる前に生命が終わっているそうだ。

それを克服したと元気な義弟に参考にした本を教えてもらった。
『脊柱管狭窄症は99%完治する』(酒井慎太郎 幻冬舎 1100円+税)

義弟の情報にびっくりしているところへ、翻訳家のYさんからメールがあった。なんと〜前日わたしが報告した「脊柱管狭窄症」をよくご存知で助言をいただいた。わたしはすごく幸せものだと改めて感謝。

ところで、本を読んでいるばかり、パソコンいじっているばかりではあかん。ストレッチやらなくっちゃ。つるかめ整体院で教えてもらったストレッチプラスこの本にあるいろんなストレッチを頑張ろう。部屋の中に閉じこもっているのは得意なんだけど、それはあかんようだ。外へ出てちょっとでも歩けと本に書いてある。

ヤン・デ・ボン監督『スピード』

昨日はキアヌ・リーブスについての最新記事を読んで、彼の生活態度などに感心したものだから、すっきりする映画が見たいと思ったときすぐに『スピード』が思い浮かんだ。
「いやー、よかった、よかった」と昨日も見終わって最初見たときと同じことをいっている。すっきりと引き締まった美貌のキアヌとおきゃんなサンドラ・ブロックがよく似合っている。二人とも大スターになったなあ。

久しぶりの『スピード』だったが最初から最後まで楽しくはらはらして見ていた。1994年公開のをすぐに映画館で見た。その後はテレビでやりさえすれば見たから何度見たことか。テレビを捨ててから見てないから20年くらい見てないな。
また遠からず見たい。

お気に入りのド派手なスヌード

去年は年末になる前から寒かったような気がする。年末の「寒さ」プラス「疲れ」で、ついに倒れてしまった。バカなことをしたと反省し気を取り直したものの、まだいまは元気であるとは言い難い。元気になるためにすることがいろいろあって、そのために元気よくやっている。

今年はほんまに寒い。これからもまだ寒さが続くようだ。でも、12月は寒さに負けたけど、いまは寒さには負けない。「寒いなあ」と笑っていっている。腰に派手なスヌード巻いて首にもお気に入りのスヌード巻いて、ド派手なカッコでパソコン前にいる。

ケールがあるのでコルカノンをつくった

もう10年か20年も前のことだが、私が料理担当のときにアイルランド料理に打ち込んだときがあった。なかでも『アイルランドのおいしい毎日』(文・写真:松井ゆみ子 東京書籍)という本が気に入って紹介されている料理を作るというより、文章や写真やイラストを読むだけ見るだけでじゅうぶん満足していた。

そのときよりずっと以前にニューイングランドのジャガイモ料理の本があって熟読していたが、本を誰かに貸したようでいまは手元にない。おしゃれな表紙だったのを思い出す。
ともかく、アイルランド、ニューイングランドというとジャガイモ料理が思い浮かぶ。そのニューイングランドのほうは、薄切りジャガイモとハムをフライパンで炒めて塩胡椒し、タマゴでとじて刻みパセリをふりかける。素朴で手間のかからない朝食にぴったりな一皿だ。今度の個食のときに作って食べよう。

今夜はアイルランド料理「コルカノン」が出た。昨日八百屋にケールがあったので買ってきての今日のコルカノンを松井さんのレシピどおりつくったもの。わたしがやってたときはケールがなかったからキャベツで代用してた。ケールとキャベツとでは違うわ〜
今日の献立:赤ワイン、鳥肝の炒めたの、ベーコンとコルカノンと温野菜各種のプレート、バケット、紅茶。

雪が舞う午後、美容院で

午後予約していた美容院シュリットへ行った。名犬シェルくんが膝に乗って唇をぺろぺろするのはお昼に食べたニンニクたっぷりのパスタのせい。舐めてもらおうと思ってパスタにしたわけではないがそうなる。お昼にパスタ食べることが多いせいね。

しゃべりながら髪を染めて、カットしてもらっていたらガラスのドアの向こうに雪が舞い出した。あれよあれよといってる間にけっこう降ってきた。シュリットさんが「積もったらええのに」といったら、男子の客が「この雪は積もる雪とちゃう、舞ってるだけや」と雪の大きさや質なんかについて教えてくれた。せっかく女子が二人で喜んでいるんやから、だまってにこにこしてたらよいのにというのは、わたしの今日の気分。

けっこう降っていて、帰りの道は大丈夫かしらと思っていたが、わたしが帰るときはやんでいた。病気上がりでよろよろしてるので、雪道は危なっかしいんですわ(笑)。

シュリットさんとこでは新しいシャンプー椅子を導入していて、前回この椅子に寝て髪を洗ってもらった。今度来たときはメニューにあるマッサージもしてもらうと予約したので、今日はマッサージ付き。すごくいい気分で、いまも首筋や頭の後ろのほうが気持ちよくなったままある。

料理にも性格がでる

うちはいま夫が買い物からはじまって料理一切を担当している。10年くらい前まではわたしが40年くらい担当していた。2人だけの仕事場で仕事がずっと忙しかったから、わたしは仕事が終わると買い物と食事の支度で駆け回っていた。朝はお弁当もつくってたし、1日3食よくやってきたなあ。

わたしがやると、出来合いのおかずが多かったし、ぱっぱっぱととにかく早い。相方はゆっくり考えて落ち着いてつくる。システム料理ってやつね。1週間分の予定を立てたり、漬物とかいろいろ考えてつくる。
ほんまにうまくできてるものだ。

薄紙が はがれるように

今日はものすごく寒いが、寒さにめげずってこういうことかと思うくらいにめげてない自分がいる(笑)。今週になって、年末以来の体調不良がぼちぼちゆるやかに治ってきているように感じていたが、今日はつるかめ整体院で回復の兆しが見えると言ってもらった。つるかめさんからは去年の秋から体調不良を指摘されていたけど、わたしが病気になるはずがないと頑なに思い込んでいた。だから休まずに姉の介護に行くなど「自分が頑張ればなんとかなる精神」から抜けられなかった。

思い出すと去年の秋ごろから疲れていたのだ。だけど「わたしは元気」と思い込んでいた。年末年始に疲れた体に風邪の菌のようなものが入り込んで悪さをしたのだろう。疲れがとれなくてとにかく寝ていた。いまは咳や鼻水ときれいさっぱりおさらばして毎日8時間熟睡している。

去年の秋頃から「行き先長くないのだから本の始末をつけよう」と漠然と思い、押入れの本を詰めた段ボール箱の整理をした。不要な本もあったが、大切にしていたい本もあった。それらをえいっと不用箱に入れていったらけっこうあったのを毎日のゴミの中に後悔なく入れた。いまは読みたくなった本はアマゾンに注文している。読んでしまったら捨てるか置いておくか人にあげるかを判断して処分する。と思っているが、また本が増えそうでもある。
まあとにかく、いまのところは薄紙がはがれるように健康体に向かっている、と思っている。
今日注文した本は『パリの秘密 』(鹿島 茂 中公文庫)

追記
以上を読んでもらうと、かなり元気になったような感じですが、重なっていた疲れがとれただけで、肝心のところはまだまだです。膝痛も緩和されたとはいえ治ったわけでなし。
まあ、やる気が出てきたという報告ということで、VFC会報1月号は1月中に届きます。

温野菜サラダにキクイモ

昼も夜も食卓に野菜の盛り合わせの皿が出る。長年生野菜のサラダを食べていたが、何年か前から温野菜が加わった。いままでのサラダに蒸した野菜を加えたもの。そのままだったり、マヨネーズを添えたり、塩胡椒をかけたりのシンプルなものだが、噛むとうまい。温野菜といっしょにプチトマトとかキュウリとかついているときもある。

最近そこにキクイモが加わった。相方が八百屋さんに教えてもらって買ってきて、最初に出てきたときには、「なにこれ?」という感じだった。土生姜みたいな外観でかじるとうまくもまずくもない。最初は皮を残して中身だけ食べていた。「もったいない食べ方やな」と批判されて「そないいうても皮は食えん」といってたんやけど、最近は皮ごと食べるようになった。大きな白い皿にプチトマト、ブロッコリー、ニンジン、カリフラワーといっしょに彩りよくすまして並んでいるのを見ると「愛嬌あるなあ」と思う。端正ですらあると贔屓目で見ている。

今夜は塩ぶり大根

昔からぶり大根をよく食べている。濃い醤油の味がたまらなく好き。ぶりの旨味が大根にしみてうまい。酒の肴によし、ご飯のおかずによし。うちのはブリのアラを買ってきて濃い味で煮るブリアラ大根だ。
最近はデパ地下に行くとうまそうなパックを売っている。アラではなくてうまそうなブリの切り身と大根のセットで600円から900円というところ。姉の好物なのでよく買っていた。今年になってからはわたしの体調が悪いのでお休み中である。

今日は醤油でなく塩味で炊くと聞いて期待高まる。なんでも初めて食べるものに興味がわくわたし。皿におさまったブリと大根、醤油の味付けでないから盛ったブリと大根が白いのが珍しい。味はブリはブリの味で大根もブリの出汁でうまかった。もう一皿はレンコンの炒め物。歯ざわりがよくていくらでも食べられる。

食後は番茶だけだともひとつ効かない感じで、濃いコーヒーを淹れた。そしてビターチョコレートがよく合った。

コーヒーとトーストは夜食べてもおいしい

いま一人で遅い晩ご飯を食べた。夕方早めの晩ご飯を食べて相方が出かけたあと、紅茶とナッツで本を読み続け、10時過ぎてからいま二度目の晩ご飯。コーヒーを淹れて、トーストを焼き、バターをぬってイチゴジャムをのせた一皿がうまい。食べ過ぎに気をつけないといけません。
最近、トーストをよく食べるようになった。その店のパンの粉がいいんだときちんと決まったパンを焼く日に買いに行く。わたしがこれから長生きできたとすると、食品を買うところからすべて考えて実行する相方のおかげである。

驚くなかれ、うちらはいっしょに暮らして50年近くなる。最初の40年くらいはわたしが家事もやっていた。仕事の上に家事だから文句たらたらだった。いまもなにかいわれると、「あたしは40年やってきた」と決まりモンクが出る。でも外食が多かった。お刺身とか出来合いのおかずも。
数年前から相方が食事の支度をするようになり、買い物にも行き、ゴミ出しするし掃除もする。今回わたしが倒れたときには洗濯して干すこともやっていた(いまは洗濯は解除)。

美容院や整体院に行くときは車椅子を押して送り迎えしてくれるので、家事プラスだ。そろそろ独力で歩いていかねば。
今日の晩ご飯は手抜きだったなあ。そうだ、りんご食べよう。