お正月映画3本目は、ノア・バームバック監督『フランシス・ハ』

正月三が日の三日目の夜。晩ご飯はトーストにアボカドとレモンをたっぷりのせて焼いたオープンサンド。それにコーヒー。昼ごはんは餅入り粥と芋入りぜんざいだった。2食とも超簡単。
今日相方が見ようと選んだのは『フランシス・ハ』。ニューヨークに住む若い人たちをモノクロで描いた作品でなんだか良さそうと思ったって。映画のタイトルを聞いてわたしは大喜び。一昨年ごろから見たいと思ってた。キャロラーさんや、熱心な女性の映画ファンの方々が折に触れて語っていたから、いつか見たいものだと思っていた。

ニューヨークに住むフランシスはプロのダンサーを目指している。同居している友人のソフィーはパッチと婚約して引っ越して行った。孤独なんだけど、孤独を装わない楽しげなフランシスの姿がいい。他人の部屋に同居したり同じベッドで眠ったりするけど、べたつかずさらっとした人間関係が好ましい。

『フランシス・ハ』という映画のタイトルについて、終わりのほうで笑わせながら、だから『フランシス・ハ』なのだと教えてくれる。とっても粋です。