疲れがたまってるので『家なき子』を読む

ここ数日疲れがたまっているのを感じる。片付けをしていて途中で休むことが多い。そんなときはちょっとパソコンの前に座ってなんとなくニュースを読んだり、知り合いのブログを読んでいたりする。手持ち無沙汰解消になにかないかなと考えて、青空文庫を開いた。いま読みたいのはなにかなあと作品名と作家名を見ていく。いちばん近くに読んだのが『家なき子』である。「これやこれや」と下巻を読み出した。この前に読んだだ時からそんなに経ってない。

主人公ルミ、弟のような親友マチア、そして賢い犬カピの織りなす愛と正義の物語である。貧しい暮らしだが、音楽の才能を生かして人生を前向きに歩んでいく。
これでもかというくらい事件が起こる。逃げずに前向きに進む少年2人と犬1匹。最後は立派な家柄の出身であることがわかる。

おもしろいのは「どら焼き」をマチアのためにルミが焼いてやるところ。小麦粉とバターと卵でつくる。戦後にわたしが親にナイショで焼いた「おやき」とは大違いだが。

疲れが溜まっているといいながらパソコン画面をにらんでいる。今日はそろそろ片付けて寝ることにしよう。ルミくんたち、おやすみ。