梅雨明けは早いとか

梅雨明けが待ち遠しいなんて呑気なことを書いている場合ではない。九州では大雨のせいで河川の氾濫や崩壊が起きており、亡くなった方も大勢いる。これから生活の立て直しをしなければいけない人々がたくさんいる。
命に別状なく大雨警報を聞いて洗濯の計画を変えるくらいのわたしの生活だ。呑気な婆さんだ。

大阪に大雨が降って河川が氾濫したらどうなるのかしら。すぐそばに木津川が流れていて橋がかかっている。想像以上の大雨が降ったらこれらの川や橋はどうなるのだろう。大阪市はどうなるのだろう。戦争の時はたくさんの女たちが流されていったという木津川。華やかな着物がたくさん流れていったと聞いた。

我が家が大阪大空襲で被災して一家9人が苦労したことを思い出す。わたしの生涯での災いはジフテリア、戦災、コロナの三つだと最近考えた。幼時のジフテリアはひどさを忘れられないが遠い過去。戦災は家族で乗り越えた。コロナは現在進行形である。どういう経過を辿るだろう。