先週姉の家に行ったとき買って行った花の名前をド忘れして、なんやったかなと悩んでいたら、姉が『詩人のノート』に出てたのにと言った。「その本知らんわ、見せて」と言ったら、20年くらい前に人に貸したままとのこと。「最近あの本ものすごく読みたいねん。古本屋に行ったってすぐにあるわけないしな」と続けて言うので、ネットで調べるからと本のタイトルと筆者をメモして帰った。
田村隆一『詩人のノート』(1977 朝日新聞社)はすぐに出てきたので即買ったのが今日届いた。あさって持って行くのでそれまでに読んでしまうつもり。
先週の木曜日に話題になったのが、次の木曜日行くのに間に合ったんだからすごいわ。
わたしがネットやってていちばんありがたいと思うのは古本を買うとき(笑)。1円の本に送料をプラスして手に入った喜びはなにものにも代えがたい。
P・D・ジェイムズのダルグリッシュ警視長ものの2/3はアマゾン中古本である。段ボール一箱に収まっていて、昨日も押入れから取り出し好きなところを拾い読みしていた。
ダルグリッシュがエマとはじめて会うところや、ケイト・ミスキン警部とピアース警部のメールのやりとりとか、すぐに出てくるところが我ながらすごい。