スティーブン・ソダーバーグ監督『オーシャンズ11』が楽しかった

世の中は『オーシャンズ8』で賑わっているが、わたしはもともとの『オーシャンズ』のシリースを見たことがなかった。『11』は2001年の作品だから随分と前、どうりで昔見たことのある俳優が出てるし、スティーブン・ソダーバーグは『エリン・ブロコビッチ』の監督だったし。
『ロング・グッドバイ』でネコ好きな探偵マーロウをやったエリオット・グールド、『ロルカ、暗殺の丘』で詩人ロルカを美しく情熱的に演じたアンディ・ガルシアも加わってる。うわっ、ありがたや〜
あとで知ったので特定できなかったけど、ボクシングの観客でアンジー・ディキンソンが出てるのを見極めたくもう一度見たい。

『オーシャンズ11』はプロの犯罪者の集まりで、彼らのそれぞれが持つ技を生かして動き、大金を手にするまでの物語である。リーダーのジョージ・クルーニーはいまの時代を生き抜くプロの犯罪者なところがよく似合っていて、よくやっている。その他の俳優たちも自分のやることをよく心得ている人たちで犯罪というよりプロ仕事集団という感じが快い。
続けてあと何作か見る気である。

日が短くなった、秋近し

午後から夕方にかけて部屋でなにかしていて、ふと外を見たら窓の向こうが暗くなっているのに気がついた。日が短くなったんやね。秋近し。
空を見てすぐそこに火星が赤く光っているのを見ると幸せな気分になる。月を探すが見えなくてさびしい。ここは西側しか見えないので仕方ないが。そのうち夜中になってから見えたりするので、気をつけておかなきゃ。ここで流星群見ようなんて無理、無理。

まだまだ暑いが一時の強烈な暑さの日々よりまし。お盆が過ぎたら涼しくなるだろう。もうちょっとだ。

扱いにくい子

叔母夫婦の家(母の実家)へ着いて3日後に噂を聞いて近所に住んでいるK子さんが遊びに来た。ここの国民学校は1学年に1組だから同じクラスになる。母と叔母が仲良くしてねと頼んでくれた。姉にもらった着物を着た人形と着替えの着物を見せると、すぐに着替えさせて遊び出した。「良い着物はどれ?」はすぐに返事ができたが、「いな着物はどれ?」がわからない。「いな」が「否」とわかるまでだいぶかかった。
K子の家はいちばん近くだが道路と畑を隔てたかなり向こうだった。それから2年は否応なく彼女と連れになって過ごすことになった。

わたしは東京で生まれて5歳で大阪に転居したので言葉で苦労した。ようやく関西弁に慣れたのに、今度は関東系の言葉である。もともと無口だったのがよけいに口をきかないようになった。いまそういうと嘘やと笑われそうだが、ほんとに10代のはじめまで無口でとおした。
山梨弁は関東弁をもひとつ田舎弁にした「そうけ」とか「そうずらよ」とか、いまになれば深沢七郎の小説でなじみだけれども、だんだん慣れてきて日常的に使うようになった。
それにしても、山梨県では大阪は異界だった。「この子は扱いにくい」という祖母の口調が思い出される。

むしむし蒸し暑い

最近の我が家は寝る前にクーラーを切って窓から入る自然の風で安眠できている。風のない夜もあるが、寝入ってしまえばこちらのもの。我ながらよく眠れている。

今夜はご飯のときから涼しかったのでクーラーを切ってそーめんを食べた。そーめんプラス野菜と魚の天ぷらで酒なし。
たしか昨日のニュースで大阪市内は今夜半突然雨になると聞いたのを思い出した。ヤフー天気予報でたしかめたら真夜中に雨が降るようだ。午後洗濯して明日の昼に乾くつもりで干してあるのを取り込んで久しぶりの室内干しとした。これで雨が降っても安心。でも、西からの風雨が強いと開けている窓から雨が振り込むのが心配やなあ。安全のためにバスタオルを丸めて窓の前に置いておこう。
ご飯のあと片付けをすませて本を読んでいるが、すっごくむしむし蒸し暑い。

行定勲監督『リバーズ・エッジ』

岡崎京子の漫画を読んだのは1990年代のことで、すごく気に入ったというより、すごく気になった作品だった。行定勲監督により今年封切りの映画になったわけだが、岡崎京子原作の映画化というにはセックスシーンは多いけれども幼い感じがした。

女子高生たちが二階堂ふみを入れてももひとつぱっとしなかった。ぱっとしていたらもう少し楽しかったかも。ゲイの少年を演じた吉沢亮がよかったです。
それとリバースエッジの風景がよかった。

ふくらはぎ用サポーター

猛暑につき「ためらわずにクーラーをつけましょう」というラジオの声に励まされて笑、夜寝るときも数日クーラーをつけていた。快眠はできるがどうやら冷えたらしい。それにクーラーを1日中つけていると部屋の下のほうが冷える。ずっとパソコンに向かって座っていると足の裏から足首くらいが冷たいのでソックスをはいている。これは夏冬変わらず。今年の夏はソックスを履いた足首の上、ふくらはぎが冷たく感じる。

これはなんとかせねばと思っているときに、ツイッターでふくらはぎの保護をしている人の写真を見た。ゲートル風に布を巻いていて調子が良さそう。真似をしようと思ったが、兄が戦争中に中学へ通うのに毎朝ゲートルを巻くのに苦労していたのを思い出して断念。わっこ状になったのがあるかもとネットを探した。
ありました〜 レミントン製のふくらはぎ用サポーターワンダーパワーGというのがありました。ちょっと高いけど、目をつぶって買った。ネット注文してすぐに到着。

さっそく履いてみたら快適で、月曜日からずっと履いている。寝る前に歯を磨いたあとさっと洗って干しておいたら明日の朝には乾いている。もう一足欲しいところだがちょっと高いもんね。当分は毎日洗濯でいく。

わたしの手足はブヨのご馳走

わたしが咬まれまくり掻きまくってデキモノになったブヨは「関東ではブヨ、関西ではブトとも呼ばれる」とウィキペディアに出ていた。小さな黒い虫で気がついたときはしっかり咬まれている。腕と脚は掻いて血だらけ。大阪から持って行ったメンソレをつけたって効くはずなし。富山の薬屋さんの薬を叔母さんが塗ってくれた。血を拭って包帯を巻いたがその上から痒い。現地の子は慣れてるとみえて掻いている子は全然いなかった。それからのまる2年、体操の時間は見るだけであった。おかげで元々あかんかった鉄棒や跳び箱は見学だけ。6年生になっても試験のときなど特別に跳び箱3段(笑)。

持って行った夏物ワンピースを最初のうちは着ていたが、やがて学校からモンペをはくように命令がきた。ピンクに白い花模様のと、グリーンに白い子犬もようの服がお気に入りだったが、絣のモンペに着替えた。それでも母が縫ってくれたピンクを織り込んだ絣だったのが救い。モンペの上からもブヨの噛み跡を掻いていたっけ。

田舎の生活はいやでしようがなかったが、救いは桑の実とあちこちから湧き出す泉だった。ちょっとした石が積まれた奥に冷たい水が湧いていた。村の名は当時「御屋敷村字清水」だったが、地名にまで「清水」と入っているくらい水がきれいなところだった。ブヨに噛まれた足に泉の水は冷たくて気持ちよかった。

ブヨは噛まれたときはもう遅い。腕にたかっているのを見たらすぐに叩くのだが、いつも遅れる。小さいくせに強烈な毒針を持っていた。夕方が特に好みの時間帯みたいだ。
とにかく腕と脚の表面がずるずるで包帯だらけ。傷には包帯しないほうがいいといわれても、汚い腕や脚を出すのもいやだった。

マーティン・マクドナー監督・脚本、フランシス・マクドーマンド主演『スリー・ビルボード』

見たかった映画をようやく見た。主演のフランシス・マクドーマンドはずいぶん前に『ファーゴ』(1996年コーエン兄弟制作)を見たっきり、というか他の作品を覚えていなくて、『ファーゴ』の印象ばかり強く覚えている。妊娠中の警察署長役でアカデミー主演女優賞を得た。最後のシーンで夫の絵が3セント切手の絵柄に採用されたと喜ぶシーンがよかった。それから21年経ってのアカデミー賞だからすごい。

アメリカ、ミズーリ州の片田舎の町で、娘をレイプされ殺された母親のミルドレッドは通りかかった町外れの道にそってでっかい広告看板を設置しようと考えた。広告会社にお金を払って建てさせたのは、「レイプされて、殺された」と娘の死を知らせ、「逮捕はまだ?」と問い、「どうして? ウィロビー署長」と警察署長にたたみかける3枚の文字広告看板。
ウィロビー署長は人格者で町の人たちから信頼されているが、末期がんで死を前にしている。署長の忠実な部下ディクソンは差別主義者でどうしようもないやつ。
ミルドレッドの生活ぶりが描かれる。だれにも妥協せず、自分の思いを通したいだけで突っ走る。

看板が焼かれ、署長は拳銃自殺し、広告会社のレッドは窓から投げられて大怪我し、警察署は火炎瓶を投げ込まれ、どんどん広がっていく被害のなかでミルドレッドは生きていく。

暑いけど、そこそこ元気

昨日の体調不良から元気回復した月曜日。晩ご飯をしっかり食べたのがよかったようだ。
今日は久しぶりに映画を見ようかと、ながらく見たいと思っていたフランシス・マクドーマンド主演『スリー・ビルボード』をさっきまで見ていた。映画のことは明日書くつもり。

暑さが厳しくなってから動作緩慢のためか昼間の用事がずるずる遅くなり、従って晩ご飯が遅くなり、しゃべりが長いから映画を見ようといっても見はじめの時間が遅くなる。それで見終わると12時過ぎているという具合だ。
明日用事をしながら映画の感想を考えて夜に感想を書くとしよう。

熱中症に気をつけよう

うちはラジオでニュースを聞いているが、毎度毎度ニュースの度に「熱中症に気をつけましょう」の声が聞こえて、「気をつけなあかんな」とか「またいうてる」とか、こころの中でつぶやいている。自分では熱中症になるとは思わないが、だれもなると思ってなるわけやないのになるのやもんね。気をつけなくっちゃ。といってなにをどう気をつけるんかしらね。「ためらわずにクーラーをつけましょう」には「はいはい」と声を出して答える。どっちかというとためらうほうである。電気代がいちばん、次が自分の健康、冷やしたらあかん。そやけど健康を気にしてクーラーを消して熱中症になったらアホやな。やっぱりためらわずにクーラー使うか、足に夏布団かけて。

今日はお昼頃までぐっすり寝て起きたがどうも体調が悪い。朝昼ご飯が個食予定だったからシリアルと豆乳とバナナですませた。そのあと水を飲みたくてどんどん飲んだ。朝方汗をかいていてタオルケットが汗びっしょりだった。そのせいで水分不足なんやと合点。
晩ご飯まで本を読んでいたが、いま熱中しているのは折口信夫関係の本である。すごく引き込まれて目を皿のようにして読むから芯まで疲れる。こんな暑いときに読む本と違うと思いながら、折口の愛弟子への愛に引き込まれて離せない。
相方がコーヒーを淹れてくれるそうなので、飲みながらもうちょっと読書を続けて今日はおしまい。