今年の梅雨明けは

空梅雨っぽかった日々が過ぎて、この数日は梅雨らしい雨が降っている。梅雨寒だった日が過ぎてようやく蒸し暑くなってきた。やっぱり梅雨は蒸し暑くなくちゃ。部屋干しの洗濯物に扇風機の風があたっているのは、毎年の我が家の梅雨の風景である。ビンボくさいが家庭感がある(笑)。

天気予報で梅雨明けという言葉がまだ出ない。25日の天神祭は梅雨明けしているだろうか。ずっと前だけど、梅雨明けしてない天神祭があった。傘さしてお神輿を見ていたっけ。
そういえば、京都の祇園祭に行って夕立に打たれて走ったことがあった。あれは梅雨の雨ではなくて夕立だったけど。

湿度が高いのが骨身にこたえる梅雨。この時期は爽やかな5月よりずっと湿度が高くて膝とふくらはぎに負担がかかる。着るもの、はくもの、はめるもの、いろんな場所に注意を払いながら真夏を迎えよう。

図書館のホールギャラリーで文楽の展示を見て

昨日は投票の帰り久しぶりに中央図書館に行った。図書館に入るのはほんとに久しぶり。
エントランスホールギャラリーで文楽の展示をしていたのでゆっくり見た。娘役の人形の髪と衣装の美しさにうっとりした。最近すっかり文楽にご無沙汰なので、人形を見ても誰かわからない。車椅子の押し役は文楽をあんまり好きでないので長居は遠慮して要所をくるりとまわって終わり。でも、見るべきところは見た。人形のかしらができるまでの材木を切ったところから完成するまで丁寧な見せ方をしていたし、衣装が美しかったし、楽しんだ。

また古い話です。
1960年ごろ、文楽は二つに分裂していて因会(ちなみかい)と三和会とに別れていた。わたしは桐竹紋十郎さんのファンだったので否応なく三和会を応援していたが、見る機会は劇場がある因会が多かった。
三和会は劇場がないからあちこちの地方で機会があればやっていたようだ。

ある日の午後に三越劇場で三和会の「八百屋お七」を見たことがあった。桐竹紋十郎さんがつかうお七を見たことは若かったわたしの誇りと自慢となった。60年ほど経ったいまでもお七の姿がまざまざと蘇ってくる。
いやー、昨日はいいものを見せてもらって、そこから紋十郎さんを思い出すことができてよい日だった。

期日前投票にいった

今日も雨は降らないがうっとおしい日だった。洗濯したが干していいものやら迷っていたら、雨の降らぬうちに期日前投票に行こうという意見があり、そうやな行こうかと洗濯物をおいて出かける支度をした。支度っていっても、お知らせ封筒と広報紙を出して入れる人を確認するだけだけど。昨日話し合って決めてあるんで早い。
雨が降ってきても大丈夫なようにビニールのレインコートをカバンに入れ、車椅子にちょこんと坐って夫に押してもらう。区役所に着いたら投票室は空いていてゆっくりと投票した。

帰りは図書館に寄ろうと車椅子押してもらっての本棚めぐり。
いちばん奥の児童書コーナーが昔からのお気に入りの棚である。車椅子を降りて杖をつきながら久しぶりにゆっくり見て回った。読みたい本はあるのだが、目下読む本が山積みである。タイトルだけ見て満足することにした。そのうち借りるか買うかしよう。

1冊だけ目に飛び込んできたケルト民話集の『ディアドレ』、知らない本なんだけどすぐに読みたくなり借りてきた。さっき読み出したが単純な短い物語でおもしろい。

投票して、本を借りて、公園で休んで持参のお茶を飲み、餌を持ってくる人を待つ猫と、鳩と、雀を眺め、いい午後を過ごした。

焼ける前の大阪、川があって馬がいた(わたしの戦争体験記 66)

れいわ新選組候補者の一人やすとみあゆみさんが馬を連れて新宿に現れたのをツイッターの動画で見た。その数日後に見た演説会の動画では、やすとみさんは馬と人について語られていた。そうだ、そうだ、わたしが子供のころ、近所の道を馬が歩いていて、決まったところで水を飲んでいた。水は道路脇に水道栓があって容器に溜めた水を馬が飲めるようになっていた。
道路には馬糞が落ちているので歩行注意だったっけ。フンを撒き散らしながら歩いている馬もいた。そうだ、馬が日常的にいた。

家から格子戸を開けてろーじ(路地)へ出て石畳の道を抜けるとアスファルトの道へ出るのだが、路地の終わりのところに大きな水たまりがあった。天気が良いと空が水に映って美しい。のぞいていると吸い込まれそうだった。
水たまりをそおっとまわって大通りに出ると、アスファルトなのに水たまりが多くて、溜まった水にガソリンがこぼれてピンク色に染まっている。美しい縞模様にうっとりした。いま思い出すと路地から出たすぐのこの道は新町南通になるのかな。そこからもうひとつ南の川に沿う大きな通りはいまの長堀通りだ。いま地下鉄があるところは川だった。
川に橋がたくさんかかっていて、走って渡ったり友達と手をつないで渡ったりした。よく覚えているのは白髪橋と問屋橋だ。ずっと東に行くと「橋を四つ渡りけり」の四ツ橋がある。橋の向こうは北堀江。友達が住んでいてよく遊びにいった。北堀江も新町も色街だった。
馬が荷車を引いてぽこぽこ歩いていて、荷車にはおっちゃんが前方を見ながら坐っていた。

安くてうまい青魚

先週の晩ご飯のおかずは、さば、さんま、いわし、あじと青魚の焼いたのが日替わりで続いた。青魚は栄養があって体によい上に美味しい。しかも安い。大根おろしとレモンを添え、ほうれん草のおひたし、ひややっこ、満願寺とうがらしの炒め物もよし。焼きなすがあればもっとよし。

以前は魚を焼くのに煙が出たり脂が落ちて燃えたりしてなんぎだったが、このごろはフライパンにクッキングホイルを敷いて、蓋をして弱火で焼くから煙も火も出ずに清潔に焼き魚が焼ける。ちょっと寂しい時もあるが(笑)。

日本酒の冷酒か焼酎湯割りを一杯飲んで魚と野菜を食べたあとで、ご飯と味噌汁、納豆、海苔で上等な晩ご飯。調味料など無添加のちょっと高価なのを使っている。魚は安いが調味料などが高いです。

今年のうちわ

我が家はクーラーよりも扇風機よりもうちわをよく使う。窓から入る自然の風がいちばん好きだが、真夏になればその風はなくなるから「暑い、暑い」といいながらうちわでばたばたあおぐ。
うちわで間に合わなくなり扇風機の風が生ぬるくなればクーラーをつけるが、少しぐらいは我慢する。特にわたしは「暑い暑い」といいながらうちわを使うのが好きである。足元のクーラー冷えが怖いし。

この前までうちわは毎年どこかからもらうものだった。こどものときはお米屋さんや酒屋さんのうちわが家のあちこちに置いてあるというか放り出してあったものだ。それらを拾って片隅にまとめるのがわたしの仕事だった。晩ご飯がすむと家の外に縁台を出して座り、うちわで足元をばたばたあおいで、父親の子供の頃の浅草のことや映画『駅馬車』『暗黒街の顔役』の話を聞く。空には星がきらきら光っていた。天の川は見えたかどうか忘れたが見えたような気がする。

うちには去年までいろんなうちわがあった。天神祭のや友達にもらった地方の由緒ある神社のや、郵便局でもらった朝顔柄や、文房具屋さんで買った猫ものなど。使うときにちらりと絵の面を見るのがくせになっていた。それを去年の夏の終わりに「来年は新しいのを買おう」といってまとめて捨ててしまった。先日なにげなく「うちわ出そ」と探して捨てたのを思い出した。

スーパーライフで去年売っていたのを思い出して聞いたら、今年は扱っていないとのこと。そういや去年の夏の終わりに売れ残っていたっけ。
昨日ハンズなら絶対あるでと行ったら、毎年夏になるとうちわと扇子と風鈴が派手に置いてあった場所に他の商品が並んでいる。
他の階で買い物して店員さんに聞いたら1階だけにあるというので探してようやく見つけた。普通のうちわより小型で豆絞りのような柄が色違いで2種類あった。柄が1本の竹で先の方が細く分かれている凝ったもの。1本750円と少し高いがあっただけでありがたい。大切に使おう。

帽子を買いに

まだ白髪あたまになるまでだいぶかかりそうだ。あたまのてっぺんが丸く白くて、あちこち白髪が束になっているところがあるが、カットの具合で見えるところはおおかた茶髪である。えらく見苦しくなった。去年買った帽子はあるが、見た目がもうひとつなのでいいのがあれば買おうと心斎橋ハンズへ。

車椅子を相方に押してもらって地下鉄へ。一昨年からずっとタクシーを利用していたから久しぶりの地下鉄である。定期券を持っているのに長いこと使ってなかったのでどうかと思ったが、使えたのでほっとした。心斎橋駅のエレベーターにとまどい、ようやく改札口を出て地下街を行ったら無印の店があった。目の前のTシャツが2枚で1290円だったので色を変えて4枚買った。
そのあと地上に上がってハンズへ。お風呂用麻タオルとヘアケア用品など実用品をいろいろ買った。今日の目的のもうひとつはうちわだ。店員さんに聞いたら問い合わせてくれて1階にだけあるという。
1階ではうちわより先に帽子が目についた。ええ塩梅にパナマっぽいのがあり、かぶってみたらぴったりなのでかぶって帰ることに。懸案がひとつ片付いてやれやれ。うちわはとても気に入ったが高かった。工芸品みたいでなくてすっきりとしているから満足だけど。

地下鉄に乗ろうとしたら、ドームでコンサートがあって前の駅から満員の車両が到着。わたしより先に車椅子の先輩が待っていたので後ろについて乗ったら乗客の人たちがよけてくれうまく乗れた。いろいろ経験中。

地下鉄を降りて、今日は外食しようとカレーのおいしい新町1丁目のよばれ屋へ行ってココナツカレーを注文。ああうまかったと今日の大遠征は終了。

さんまと大根おろし

若いときの話だが、男女たくさんでハイキングに行ったときに弁当を食べた後で円形に座ってゲームをしたりした。遊ぶのに飽きたときの質問ごっこもけっこう楽しかった。「好きなもの」を聞かれて女子はケーキとかチョコレートとかいうから、わたしは「さんまと大根おろし」と答えて笑いをとった(笑)。「だってほんまに好きやねん」といったら、みんなに覚えられて次に会ったときに「さんまと大根おろしの人やな」といわれた。

今夜は我が家の今年初めてのさんま。塩焼きして、大根おろしとレモンがたっぷりついていた。安かったから買ったそうだが、今年はさんまの出番が早い。うまく流通がいくなら早くてもいい。でももひとつ気分がのらなかったのは、今夜は豪雨予報が出ており梅雨の気分まんまんだったからかな。お酒は麦焼酎二階堂。氷をたっぷり入れて炭酸水割り。厚揚げを濃く炊いたんときゅうりの漬物、ご飯ととうふと納豆と大根の味噌汁。

戦中を支えてくれた本たち(わたしの戦争体験記 65)

わたしは国民学校(小学校)に入学する前から本を読んでいた。読めない文字は抜かしてストーリーを追っていけばなんとかわかった。翻訳物で『小公女』『イエローエンペラー』、少女小説は吉屋信子の『紅雀』と川端康成の『乙女の港』が宝物だった。田舎のわら屋根の下でこれらの本を抱いて眠ったものだ。そらでいえるほど何度も読んだ。
その他に大人の本もあった。これは父親が戦災から逃げたときに必要と送った荷物の中にあった。思い出せるのは徳富健次郎(蘆花)の『みみずのたはこと』とE・C・ベントリー『トレント最後の事件』だ。

先日本の整理をしていたら『みみずのたはこと』上下の文庫本が出てきた。だいぶ古びているが読めるので、むかし次兄が読みたがっていたのを思い出して電話したら、昔の情熱はなかったがくれというので送ってやった。届いたともいってこないが、読んだかしら。

ここまで書いてわたしも『みみずのたはこと』を読みたくなった。ものを減らそうとしているときに新しく買うのもなあ・・・そうそうこれだと困ったときの「青空文庫」で探してみたらちゃんと入っていた。さっそく読み出したら、のっけからいかに自分が田舎者かという話で思わず笑ってしまった。これで当分楽しめる。この本を読んで戦中戦後の苦しい時代を疎開少女が乗り切ったんだと思うとせつないものがある。

冷えに注意を

今日は午後3時に来客があった。昨日電話があったので片付けておかなくちゃと昼ご飯の片付けをして掃除機をかけ部屋干しの洗濯物を片付けクーラーをつけた。今年最初のクーラーが涼しい。住人は暑くても平気か我慢してクーラーなしで過ごすが来客となるとそうはいかない。帰りはった後ですぐに切ったが切ったらやっぱり暑いね(笑)。

その後に整形外科に行くので支度してたら「上に着るものを忘れるなよ」とひとこえ。そうそう姪にもらったカーディガンがあったとちょっと女っぽいカーディガンを出した。Tシャツの上には似合わんけどとりあえず冷え対策やからええやろ。バッグにつっこんで出かけたら、予想通りに待合室は冷えていた。よかった〜とほっとしてカーディガンを出して着た。夏の間はどこへ行くにも必需品やから忘れたらあかん。

真夏に冷え対策するなんておかしいと当ブログでも何年も前から書いてるけど、涼しいのが好きな人が多いからしゃあないね。上半身にはカーディガン、ふくらはぎにはサポーター。足の指先にはシルクの5本指ソックス。

来年はこうるさい白髪の婆さんになっている予定なのでよろしく。