歯科医院に行かなきゃ

最近知り合った男性と病気の話になった。配偶者が入院中とのことでいろいろ大変そう。いままでしなかった家事をして病院に行って、仕事をちゃんとしている。病院から洗濯物を持って帰り夜中の洗たくをしているのが楽しいそうだ。彼から配偶者の病気の話を聞いていると、その人がいかに話をしたいかわかる。相槌が必要なのだ。ついでに聞かれたんだけど、わたしが長い間ほとんど入院はおろか通院もしていないのに驚かれた。たまには風邪をひくこともあるけど、毎年ではないしと答えたらびっくりされてしまった。週に一度整骨院に行ってるといっておいた。そして父親が長生きだったし、姉も兄2人も元気ですと加える。

歯科医院に行かなきゃ。
この3年ばかりは3ヶ月に一度の健診だけですんでいたんだけど、次回は奥歯の治療をしなきゃいけないだろう。昨日、肩が凝ってたまらんとサロンパスを貼ったんだけど、肩こりの原因は歯にあったようだ。上奥歯の1本の周りの歯肉が腫れていた。昨日の夜しんどかったのはそのせいだ。今朝は5時に目が覚めたのでそのまま起きて洗たくしたがそのとき気がついた。昨夜の歯肉の腫れが引いている。熟睡がクスリだったんだ。

歯はなんとかおさまったけど、全般的な肩こりは引いていない。原因はコンピュータに向かっての作業である。毎月同じようなページなら文字データの入れ替えのような作業でいけるけど、新原稿につきレイアウトから考えなくてはいけない。あんまり遊ばずにちょっと楽しくと何度かやりなおしつつやった。出来栄えは気に入っている。
午後予約している整骨院へ行って倒れこんだ。いつものように最初はよくしゃべりよく笑い、あとは熟睡、そして終わったと勘違いして飛び起きた。そんなこんなで賑やかな患者である。
9月は歯科医院に行かなきゃ。

疲れて眠い

今日は会報をやってしまったのでポストに入れに行こうとカバンにまとめて入れた。靴を履いて出て行こうとしたらやけにしんどい。これはあかんわ、あとにしようと部屋に戻ってぼーっとしていた。買い物に行った相方と交代して出ようと思ったが、今日はまあええわと、出来上がった封筒には悪いが今日は夜分出て行くのはやめた。封筒の中は会員の皆さんが待っているサラさんの写真もあるのだが。明日の朝起きたら入れに行くので半日待ってくださいませ。

昨日はプリントまでしたから、今日は綴じて封筒入れして切手を貼った。この切手が曲者で10年以上のお年玉切手シートをがばっとカンパしてもらったもの。120円分をちぎって貼るのが一苦労だった。モンクをごちゃごちゃいってるがありがたい。また欲しい(笑)。

連日高温だから暑さ疲れしてる。姉に定期電話したら「あんたが倒れたらわたしはどうなるの?」といわれた。姪にもいってるらしいが、ほんまに倒れたらどうなる? からだが大事。今夜は早く寝よう。

今月もVFCのこと

なんやかやと月に一度VFC会報を話題にしている。毎月のイベント(笑)。
今月もこのくそ暑さの中をぶーぶーいいながらやってて、いまは最終ページのプリント中。ほんまにやれやれようやったと自画自賛。
今月は会員の中野さんのカナダからシカゴへの旅行記がある。シカゴでは有名ホテルのティールームでサラ・パレツキーさんと会って親しくお話してきた。7年前にご夫婦で来日されたときに、奈良で日本料理を囲んで歓談した。そのときと奈良から京都へお見送りのふたりが英語で手紙を書き、持っていってもらってサラさんに読んでもらおうというのが今回の企画。
わたしは2回の来日で世話役をしたので、特権(笑)で、お土産を持っていってもらった。堀江のジョローナでハードボイルド作家に似合いそうなネックレスを選んでもらったときの話も楽しい笑い話になったようだ。

そんなこんなおもしろ話もあって、話題豊富な会報が出来上がった。
明日綴じて封筒に入れてお年玉切手をたくさんカンパしてもらったのを貼ってポストに入れる。

アイヴァン・ライトマン監督『デーヴ』

1993年のアメリカ映画でケヴィン・クラインとシガニー・ウィーバー主演。職業斡旋所を経営するデーヴは気楽な生活を楽しんでいるが、顔や姿が大統領とそっくり。
ある日大統領のそっくりさんとしてモノマネをしていると、シークレットサービスに目をつけられる。モノマネはボランティアとしてやってるだけと弁解しても無駄で、大統領の替え玉として使われる。最初の人前を通行する大統領姿がうまくいった。まもなくほんとの大統領がセックスしていて倒れる。

思わぬ事態になりデーヴは替え玉を通すことになる。大統領特別補佐官は副大統領を失脚させて自分は次期大統領になるつもりで画策する。大統領夫人がホワイトハウスに戻ってきて実情を知る。実は大統領夫妻は表向きだけで裏では反目しあっていたのだ。
デーヴはホームレスの子供たち支援の法案をめぐって特別補佐官と対立する。
議会や記者会見など本物っぽいシーンが続き、デーヴの人の良さと機を見るに敏なところが幸いして、最後はハッピーエンド。
久しぶりにケヴィン・クラインとシガニー・ウィーバーを見て楽しんだが、24年前の映画か〜 アマゾンプライム。

今日はフレンチ

お盆休みといっても帰省にも旅行にも縁のない我が家。美味いものを食うといっても毎日の食事がうまいものなんで(笑)。外食もせず、観劇もせず、散歩すらせず、買い物は必要品だけやし。そんな毎日を振り払うように、先日思い切ってシルクの5本指靴下を1ダース買って贅沢気分を味わった。どうせいるもんやけど(笑)。

昨日友人にお盆帰省のお土産をもらった。信州・桔梗ヶ原の城戸ワイナリーの赤ワイン。すぐに明日はフレンチにしようと決めた。ここんとこ毎日ビールだから気分も変わるだろう。帰って提案したら食事係がオーケーで、缶詰のオイルサーディンとトマトとオリーブの実をあわせたパスタとグリーンサラダ(アボカド、キュウリ、シシトウ、オクラ)とトースト(チーズとメイプルシロップつき)という簡単メニューだったがうまかった。
食後はいっしょにいただいた羽二重餅でデザート。

今日はエアコンなしで自然の風を窓から入れた。うまい具合に風が北から入る。冬はこの風で部屋が冷えるんだけど、もうしばらくの間は命の洗濯ができる。道路を縦横に走る車を眺めながらコーヒーを飲むのがええ塩梅だ。

大阪駅ステーションシネマで『鉄路の斗い』を見た

最近買い物するのに大阪駅のイカリスーパーへ行くことが多い。明るくて美味しいものが揃っていて買いやすい。駅の建物に入って歩いているとふと思い出すときがある。イカリの隣りには明るいティールームがあって賑わっている。このあたりが暗かったことを思い出すこともない。北側は相変わらずの高架下だが昔とはずいぶん違って明るくなった。
『鉄路の斗い』は石原裕次郎主演作と二本立てだった。ということで、裕次郎の映画のリストをみたらすぐにわかった。

かたや、ルネ・クレマン監督、アンリ・アルカン撮影のモノクロ映画、フランスの鉄道労働者のナチス抵抗を描いた作品である。この映画のことを知ってから絶対見たいと思っていた。大阪駅構内だからどこにでも行くぞというほどの決意ではなかったけど。でも誘う友だちがいなかったのだから孤独やったんやな。
労働者たちが処刑されるときに小さな虫が壁に止り、羽のゆらめきを一人の労働者がじっと眺めていて、すぐに銃の音が響き彼は倒れる。忘れられないシーンだ。

そうだ、裕次郎はたしかドラマーの役だったと思い出して調べたら『嵐を呼ぶ男』で、封切りは昭和32年である。多分、ステーションシネマは二番館だろうからその翌年くらいかな。記憶をたどると、一人で行き、はじめて入る映画館であったこと、トイレの匂いが漂っていたことくらいしか思い出せない。

まだまだ暑い

驚異的な暑さからちょっと気温が下がって快適だった数日、寝やすくて疲れから解放されたと思ったが、思ったのと反対にいっそう疲れた。姉がしんどいしんどいを連発するし、元気が売りの姪が半年に一度の集会を体調崩して休んだ。ほんまにしんどいお盆だった。

週に一度、姉のところに手伝いに行くが、今日は出かける時からしんどくて、行ってからも居眠りしたり、姉のベッドの掛け布団の上で横になっていたりした。
夜に雨が降ることを希望して植木の水やりをさぼって姉の家から出たが、昨日書いた歯磨きと蚊取り線香だけハンズでさっさと買って、あとは見向きもせずに帰ってきた。カバンも見る気がせず。
わたしだけではなく、だれもがしんどいのではなかろうか。そういえば、帰りのタクシーの運転手さんはひどい風邪をひいていた。

帰ってすぐにぬるいお風呂に入って、つぎはベッドでうとうとし、晩ご飯ができたぞといわれて食べた。チーズいろいろとトマトとキュウリのオードブル、いろんなグリーンの葉っぱと豆腐のサラダ、鶏肉の炒めたんとザワークラウト、トーストと紅茶。片付けする前にパソコン開いてメールやSNSを読んで、これ書いている。読む本、読みかけの本が山積みだ。でも今日は睡眠優先。

この夏も「菊花線香」で安眠

買ってあった蚊取り線香があと少しになった。明日心斎橋へ行って東急ハンズで買おう。歯磨きチューブ「ソルティー」も使っているやつだけで在庫がなくなったから買わねば。他に何かあったかな、点検を忘れずに。
この間は姪母子と姉にお盆プレゼントを買ったから明日は自分のものを買おう。欲しいのが目につけばだけど。またカバン買ったりして(笑)。

ずっと蚊取り線香立てのいいのがないか探していた。安全第一にしないと熟睡中にひっくり返しては大変だ。さっきまで海苔が10帖入っていたしっかりした缶を使っていた。安全だけど色気がない。ふと気がついて、これはどうかなと引っ張り出したのは、使わなくなった琺瑯鍋。東欧のアンティークを扱っている店にあって中古なのに6000円した。グレイでいかにもって感じの線が入っている。気に入って使いすぎて底に傷がついた。それ以来使わないで台所の片隅に飾り物として置いてあった。
ああ、これこれ!と引っ張り出して洗って乾かし、いま線香を立てたところ。目立って、安全、これええやん。

夏に読む本、マルグリット・デュラス『タルキニアの小馬』

マルグリット・デュラスが好きで、特に『タルキニアの小馬』が好きな時代が長かった。ここ数年は読まなくなったけど、30年くらいは毎年夏になると本棚から引っ張り出して夏の間机の上に置いていた。好きな箇所は覚えていて読まなくてもわかるが、じっくりと読むときもあった。小さい男の子がいるインテリの夫婦と友人が夏休みを暑い田舎で過ごす。夫婦は別荘を借り、友人はホテルにいる。3人はその避暑地(?)の中心人物で、みんないっしょに泳ぎ酒を飲む。そこへモーターボートに乗った男性が現れ、別荘住まいの妻に惹かれる。暑さの描写がほんとに暑そうで、特に暑い日は声に出して読むほどだった。

1953年の作品だからいま思うと作中人物の男女関係にちょっと慎ましいところがある。海に漂いながら、ホテルのバーで飲みながら、議論もあり恋もあり、フランスのインテリ階層らしい。そしてお酒をよく飲む。あれっ、なんていったっけ、お酒の名前がいま出てこない。たしかビターカンパーリっていうんだった。

毎日暑くて暑くてたまらない大阪の夏。避暑なんてとんでもないが気持ちはタルキニアに飛んでいた。
(田中倫郎訳 集英社文庫)

ギンガムのハンカチ

ギンガムのハンカチを愛用している。しっかりしていて何年経っても洗濯しては使っている。デパートの小物売り場のバーゲンにあったのを見つけて買ったのは10数年前だ。最初はちょっと気恥ずかしかったがずっと使っている。

長年のおんなともだちが失恋したときつきあって心斎橋あたりの喫茶店や洋品店を歩き回ったことがあった。コーヒー店でギンガムの赤いハンカチをとり出しておでこの汗を拭いたわたしを見て、彼女がふっと笑った。同じようなことを繰り返す会話と涙から解放され、わたしは聞き疲れの恋話から一瞬日常にもどってほっと息をついた。あのとき赤いギンガムのハンカチはとても助けになった。

いつもそのギンガムを使っているわけではない。わりとハンカチを買うのが好きだ。買ったものの綺麗なハンカチはもったいなくてバッグの奥深く畳まれている。吉屋信子の小説のシーンがもしわたしの生活に現れたらその綺麗なハンカチをそろりととり出すだろう。

ギンガムという名称は小学校のとき『あしながおじさん』で覚えた。村の孤児院から成績優秀ということでカレッジに入るように後援者がついたジュデイ。カレッジの女中さんはみんなギンガムのエプロンをしている。村の孤児院でギンガムばかり着せられていたジュデイは見ていられない。わたしはこの物語でギンガムという布の名を覚えた。