折口信夫について勉強する

昨夜はずいぶんと読書で遅くなった。アマゾンで買った3冊ではなくて、雑誌『現代思想』の「神道を考える」のほう。これをまずおさえておいて、それから鎌田さんの本にかかる。
わたしは少女時代から折口信夫ファンだったが、もっぱら短歌「葛の花 踏みしだかれて 色あたらし この山道を 行きし人あり」のほうだった。その後に『死者の書』を読んだが、もともと当麻寺が大好きだった。幼いときは絵本『中将姫』を愛読していたから、奈良を歩くようになってからは当然、竹内峠から当麻寺へ歩いた。『死者の書』を読んでからは、当麻寺と中将姫への愛着がますます深まった。

そんなことでの折口ファンだったのだが、今回「神道を考える」を読んだらこれはもうえらいこっちゃなのであった。折口についていろんな学者が書いておられるのをぼちぼち読んで勉強する。

昨夜はえらく遅くなったのに、今日は姉のところに行くので早起きした。帰りは気晴らしに心斎橋界隈をちょっと歩いてタクシーで帰宅。
お風呂に入ってから晩ご飯にビールをコップ一杯飲んだだけで眠くて〜椅子にかけたままうとうとしていたらコーヒーが出てきた。チョコレートをひとかけら食べてコーヒー飲んだら目が覚めてきた。
それでツイッター読んでこれを書いている。コーヒー効く〜

寒いのは「寒の戻り」だから

今日も寒かった。お水取りがすんだのに寒いねと近所の人としゃべっていたら「寒の戻りやね」と返事があった。日本語は美しい。
起きたときは先に起きていた相方がストーブをつけていたから、部屋は暖かくて気がつかなかったが外へ出たら冷たい風が吹いている。午後の3時にこないなことを思っていてええんかなとちょっとひるんだ。しかも出かける先がマッサージのおんらく堂だからなんとも(笑)。
マッサージがすんでからスーパーで買い物して帰った。そしたらもう夕方やし一日が短い。
ポストに『呪殺・魔境論』(鎌田東二 集英社 2004)が届いていたのでちょっと読んだ。思ってたとおりの本のようでうれしい。

その後は晩ご飯ができるまでヴィク・ファン・クラブの会報づくりに励んだ。今月もまたぎっしりと文字の詰まった会報ができるだろう。
原稿整理がすんだから半分いや1/3くらい出来あがりやな。その上、1枚目2ページ分のプリントができた。気を入れてやればできるんやとご飯後もパソコン前。本を読みたい。

麺好き、今日はフォー

だいぶ前にフォーを買ってきて食べて半分残っていた。忘れるくらい前のことだ。うどんやソーメンみたいに袋に入っているやつ。今夜はそれを食べることにした。
鶏肉と春菊に香料がいろいろ入ったエスニックな味わいにうっとり。最後の一滴まで残さずにきれいに食べた。もやしを買うのを忘れたのが残念、次は忘れずに入れてね。

お昼ご飯の一皿目はほうれん草としらすのパスタだった。麺好きといってもよく食べるのはパスタだが、うどんもフォーも好きである。
今日はフォーのあとに小豆とサツマイモ。小豆は塩味で汁なし。焼いたサツマイモにたっぷりかけた。サツマイモが甘くてうまーい。

1時間後に残った小豆に湯を入れてぜんざいに。お餅を焼いて1個ずつぜんざいに入れ、塩昆布を友にして食べた。

吉野を思い出した

本の包みが二つ郵便受けに入っていた。『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』と『神界のフィールドワーク 霊学と民俗学の生成』。どっちも届くのが早い。
先に頼んだのは伊藤野枝伝だが野枝さんがどういう人かは推察できるから、未知の方向の神界のほうを先に読むことにした。ちょこっと読み出したらおもしろい。途中でやめずに最後まで読めそう。

最初の章で、著者は吉野下市口から山道をたどって天川に行く。
むかしのことだが、吉野下市口で電車を降りて春浅い吉野へ行ったことがあるのを思い出した。夕方大阪に帰ってジャズ喫茶マントヒヒにはじめて入った。それで70年代のはじめのことだとわかる。
すごく寒かった。吉野の山をずんずん登って行ったところの小さな茶店に入った。まるで漱石の『草枕』の茶店にいたおばあさんのような人がお茶を淹れてくれた。七輪を抱くようにしてお酒も頼んだっけ。今朝採ったというワラビを買って、七輪から離れて寒さに震えながら帰った。
そのずっと前のこと、下市口からバスでどっかへ行って、それからずいぶん歩きキャンプしたことも思い出した。

今週はしっかり読書の予定

タイトルに今週はしっかり読書と書いたけど、書いた途端に無理だと気がついた。ヴィク・ファン・クラブの会報をつくらなあかん。
パソコン向いて会報、テーブルに座ったら読書、部屋の中を行ったり来たりで一日を過ごすことになりそう。まあ、いつも同じようなことだが、それが頻繁になるわけで。肩こりがきつくなり、目がしばしばするのが増えるだけだけど。

今週届く中古本
『村に火をつけ 白痴になれ――伊藤野枝伝』(栗原 康 岩波書店 2016)
『神界のフィールドワーク 霊学と民俗学の生成』(鎌田東二 創林社 1985)
『呪殺・魔境論』(鎌田東二 集英社 2004)

昨夜遅くに『神道を考える』(現代思想2月号)を開いて鎌田東二さんと安藤礼二さんの対談「隠された神々の世界を求めて」を読んでいたら鎌田さんの本の紹介があった。折口信夫と出口王仁三郎のことが書いてあるらしい。このお二人とも昔から畏敬しているので、これを機会にちょっとでも深く知りたい。さっそくアマゾンの中古本で『神界のフィールドワーク 霊学と民俗学の生成』(鎌田東二 創林社 1985)を購入。
今日になってその本のことを知ろうと検索していたら著書に『呪殺・魔境論』(鎌田東二 集英社 2004)があった。タイトルに惚れてしまい、なにもわからないけど購入。

おととい去年から買おうと思っていた『村に火をつけ,白痴になれ――伊藤野枝伝』(栗原 康 岩波書店 2016)を頼んだ。明日くらいに届く予定。
伊藤野枝は吉田喜重監督の映画『エロス+虐殺』の主人公で岡田茉莉子主演。映画を思い出しつつ読む。

どれを先に読むかな、届いた順番かな、いちばん楽しいのはいまかも(笑)。

野菜たっぷりの食事

あんなに偉そうに唱えていた菜食生活だが数年でやめてしまった。膝をはじめ老いてきた体のためにたんぱく質をとらねばならないとわかったから。でもまあ菜食オンリーはやめたが毎食とも野菜主体のメニューでプラス卵と肉か魚を少々食べている。一日二食(朝食抜き)は変わらず。
寝る前にぐらぐらと湯を沸かして10分したらポットに入れておく。読んだ本には「ぐらぐら白湯」と名付けてあった。それを起きたらまず飲む。二人でほとんど一日飲んでちょうどよい。

今日のメニュー
(昼食)
ご飯、味噌汁(ごぼう、かぶの葉)、ブリ塩焼き、うまい菜と揚げの炊いたん、納豆と山芋おろし、塩昆布、三年番茶。
(おやつ)
コーヒー、シナモンロール、伊予柑。
(晩ご飯)
パスタ(なばな、しらす)、スープ(白菜、とうふ、豆乳)、肉と新キャベツ炒めとピクルス(カリフラワー、かぶ)、バケット(クリームチーズ)、紅茶。

キャスリン・ビグロー監督『ゼロ・ダーク・サーティ』

『ゼロ・ダーク・サーティ』(2013)は、2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件のオサマ・ビンラディンの暗殺にいたるまでを描いた映画。緊迫したシーンの連続で目を離せない。初めて見る女性監督の仕事を緊張して見ていた。

ビンラディンの行方を追って捕まえた捕虜を拷問しても情報を得ることができない。暴力はエスカレートしていくが捜査は進展しない。そこへCIAの情報専門家マヤ(ジェシカ・チャステイン)が赴任してきた。情報の収集と分析に優れたマヤは男性の同僚がやる拷問に冷静に対応しひるまない。同僚は拷問に疲れて帰国するがマヤは残る。
新たに加わった同僚の中に女性が一人いて、語り合ったりもする仲になるが、彼女は自爆テロの犠牲になる。その分もがんばるマヤはだんだん仕事熱心が嵩じて狂気じみてくる。それでも執念深い探索でビンラディンの隠れ家を特定するにいたる。

隠れ家を強襲するヘリが飛び立つ。ほとんど暗闇の中に突入し、ビンラディンを特定し殺害する。マヤはヘリが帰るのを待ち、最後まで冷静に対応する。
作戦実施前に高い地位の上司がマヤがランチを食べているところへやってきて質問する。マヤは高卒でCIAに就職してやった仕事はこれだけと答える。

テロで犠牲になる同僚役がジェニファー・イーリー。なんとまあ、コリン・ファースの『高慢と偏見』のヒロイン、エリザベスをやってたひとだ。『抱擁』の中の物語の詩人役もよかった。

アネモネは春の色、伊予柑は春の香り

昨日も今日も冷え冷えしてやるせなかった。今年は「お水取りやさかいしゃあないね」という言葉をよく聞く。今日乗ったタクシーの運転手さんもそういってた。「あと10日でお彼岸やからもうちょっとやけどね」とわたしは返事したが、お水取り云々(伝々にあらず)をいうときって大阪人はうれしそう。もうじき春やさかいに。

姉の家に行くと水仙は3本くらい咲いているので終わり。いまは白い花をつけたユキヤナギの細い枝ががみごとだ。これが終わるころレンギョウが咲き出す。地味だけど満開になったらきれいだ。
高村光太郎がレンギョウを好きだったそうで、高村光太郎の命日を連翹忌(れんぎょうき)と呼ぶんだって。
それからツバキ、シダレモモ、ボケ、モクレン、ヤマブキと続く。
シャクナゲ(石楠花)の鉢植えは姉が室生寺で買ってきたもので、植木鉢で毎年濃いピンクの花が咲く。大雨で土が流れて根が現れたときもうダメかと思ったが復活して去年咲いた。今年も残った枝に蕾がついている。わたしが騒いだので姉の家では石楠花は「くみこの花」と呼ばれている。

姉の家からの帰りにスーパーに寄ったら花の売り場にアネモネの花束があった。短く切ってあって本数が多くてほとんどみんな開いている。長いことヒマだったうちのガラスの花瓶に挿した。春の色。いっしょに買った伊予柑からは春の香り。

ポール・グリーングラス監督『ジェイソン・ボーン』

ジェイソン・ボーンのシリーズを第1作『ボーン・アイデンティティー』(2002)第2作『ボーン・スプレマシー』(2004)第3作『ボーン・アルティメイタム』(2007)まで見ている(3作ともポール・グリーングラス監督でマット・デイモン主演)。第4作『ボーン・レガシー』 (2012年 トニー・ギルロイ監督でマット・デイモンは出ていない)は見ていない。
ということで、久しぶりのジェイソン・ボーンで興奮した。

第1作から15年も経っているから、アクションものといってもかなり違っている。派手などつきあいや銃撃戦も沢山あるけれど、原因やら説明やらはコンピュータの世界である。デイモンがこの映画は「スノーデン後の世界」のボーンになると明かしたと解説に出ていたが、そのとおりでコンピュータを制した者が次の支配者になる世界だ。そのうわてを行くのがジェイソン・ボーンで、女性のCIA局員が自分の支配下におこうと賢く(狡猾に)しようとするのをさらっとわかっていることを知らせるところがよかった。

確定申告すんだ

昔は年が変わると確定申告の用意をはじめたものだ。得意先が源泉徴収として1割差し引いた金額を支払ってくれたのを確定申告で清算して払いすぎ分を国から返してもらう。だから当然早く計算して申告していた。いくらか戻ってくるのがありがたかったなあ。
いまはそういうことがないので、早くやらなきゃと思いつつ3月に入ってしまう。去年なんか締め切りぎりぎりになって慌てた。
今年は早めにと思いつつ今日の午後にパソコンで申告書をつくった。年に一度だから戸惑ったが、手書きよりなんぼかいい。プリントしたのを明日郵送する。やれやれ。寒いときに税務署に出しに行ったことを思い出すとラクだ。

昨日いただいたチーズケーキが半分残っているのでおやつにその半分、晩ご飯のデザートに残りの半分を食べて、2日で丸型チーズケーキ1個を完食した。ずっしり重かったから体重に影響あるやろな。