アネモネは春の色、伊予柑は春の香り

昨日も今日も冷え冷えしてやるせなかった。今年は「お水取りやさかいしゃあないね」という言葉をよく聞く。今日乗ったタクシーの運転手さんもそういってた。「あと10日でお彼岸やからもうちょっとやけどね」とわたしは返事したが、お水取り云々(伝々にあらず)をいうときって大阪人はうれしそう。もうじき春やさかいに。

姉の家に行くと水仙は3本くらい咲いているので終わり。いまは白い花をつけたユキヤナギの細い枝ががみごとだ。これが終わるころレンギョウが咲き出す。地味だけど満開になったらきれいだ。
高村光太郎がレンギョウを好きだったそうで、高村光太郎の命日を連翹忌(れんぎょうき)と呼ぶんだって。
それからツバキ、シダレモモ、ボケ、モクレン、ヤマブキと続く。
シャクナゲ(石楠花)の鉢植えは姉が室生寺で買ってきたもので、植木鉢で毎年濃いピンクの花が咲く。大雨で土が流れて根が現れたときもうダメかと思ったが復活して去年咲いた。今年も残った枝に蕾がついている。わたしが騒いだので姉の家では石楠花は「くみこの花」と呼ばれている。

姉の家からの帰りにスーパーに寄ったら花の売り場にアネモネの花束があった。短く切ってあって本数が多くてほとんどみんな開いている。長いことヒマだったうちのガラスの花瓶に挿した。春の色。いっしょに買った伊予柑からは春の香り。

お別れのお茶

先日近所に長く住んでいるAさんが引っ越すからと挨拶にこられた。仲良くしていたということでもなく、自然にお互いここに住んでいるって感じで長い月日を経過してきた。
捨てられていた猫を拾ったとき、Aさんのところでは先にいた2匹の猫がいやがるので困っていたところをうちが引き受けた。たびたび話に出るうちで19年過ごした花子である。極端な人見知りの花子だったがAさんだけは別でなついていた。
それ以外は出会ったときに挨拶するくらいだったが、地震や近所の火事のときに声をかけたりを心がけるようにした。おたがい自然にいつもここにいる人みたいな感じだった。

そんな彼女が引っ越すのだから、そりゃお茶くらいせなあかんなと誘って今日午後のお茶をした。近所のお店の手づくりケーキと紅茶を出して1時間半、彼女は喋り続けた。ここに住み、ミナミで働いていたこと、早く配偶者を亡くしたこと、大病と大怪我のこと。聞かせてもらってどっと疲れたけど、聞いてよかった。彼女も話してよかったと思っているでしょう。これでお別れだから話せたこともあったと思う。

ちょっと暖かいので梅田をぶらぶらしよう

昨日の天気予報のとおり朝からちょっと気温高めだったので、出してあった厚手セーターをやめて、お正月に姪にもらった薄手のセーターを着て出発。でも姉の家は古い木造なので寒気は変わらず。カイロをもらって背中とお尻に貼り、持って歩いている大きなスカーフを巻いた。午後になるとさすがに暖かさを感じた。

大阪駅前までバスに乗ってと思ったが、出しなになんやかやと用件が生じて方向の違うバス2台とも乗り遅れた。タクシーで新大阪に行き駅ナカの本屋と洋品店で買物し地下鉄で梅田へ。旧来の地下道は工事中につきシャーロック・ホームズのある西梅田へ行くのにうろうろ。方向音痴はほんまに困る。阪神マートといってたときから阪神百貨店のあたりはなじみなのに。
ディアモール商店街に入って人の流れにのって歩いたが、長いこと通ってないので心配になった。結局大阪市の事務所があったので第一ビルへの行き方を教えてもらって到着。ぶさいく〜 ぶらぶらどころか、どたどた(笑)。

今年初めてのシャーロック・ホームズで晩ご飯(ジンジャーエール、サーモン盛り合わせ、野菜サラダ、サンドイッチ、コーヒー)をお腹いっぱい食べて、店主としゃべってご機嫌さん。来月そうそうのヴィク・ファン・クラブの集まりの予約もしてきた。

買い物とおしゃべり、堀江にて

堀江のジョローナさんがツイッターに新入荷商品の写真をアップしたのを見てすぐに予約した。アップしつつわたしが欲しがると思ったそうだ(笑)。この間買ったのは猫だったが、今回は犬。その前に犬好きの人にやはりここで犬グッズをこまごま買って贈った。今回もお世話になってるお礼に贈る。
ついでに自分のも買った。春向き素材のグレーにピンクの丸首横縞セーターと小物入れ。ふだんは実用品以外の買い物を本くらいしかしてないのでうれしい。

先日から隣りにコーヒー屋さんができているのが気になっていた。手造りっぽい店構えできっと味に凝ってるに違いない。聞いたらコーヒーおいしいよ飲んで帰ってとのこと。入ってみたら店主さんが好みをいろいろ聞くので、そんなに凝ってないから普通においしいのをと答えた。そしたらわたしが好きそうなのをとキリマンジェロを淹れてくれた。うまいコーヒーとお菓子で満足。人懐っこそうな人なので、買った品物を見せてあげたら「いい色合いですね、似合いますよ」と褒めてくれた(笑)。

それから堀江新町界隈の話をしていたらもうすぐ戦災記念日だと思い出して大阪大空襲の話をした。70年前だけどここら一帯が焼け野原になった話にびっくりされた。空襲というと広島長崎と思うが、大阪も東京もすごかったんだと納得され、こういうことは語り継がんとあきませんねと結論出るまで約1時間しゃべってた。
次回は江戸時代の堀江の住人木村蒹葭堂の話でもしようか。

宵の星空

ツイッターで星座や宇宙をテーマに作品制作をしておられる映像作家KAGAYAさんをフォローして、勉強させてもらったり楽しませてもらったりしている。わたしは星や月を眺めるのが好きだがそれだけでなんの発展もないんだけど。ただ見えた見えたと叫ぶだけ(笑)。
【2月のお勧め天文現象(すべて肉眼でOK)
▶2/1宵 細い月と火星、金星が近づいて見える】
昨日の夜に上のツイートを読んで、空を見たら月と金星だけが見えた。ちょっと時間が遅かったかなあ、明日はちゃんと見ようとつぶやいた。
それで今日はしっかりと6時頃から空を気にしていた。6時半頃雲の切れ目に月が現れた。「ものすごく美しい三日月が見えている。」とツイート。そしたらフォロアーさんのひとりから「その右下に金星もバッチリですね。九州からもよーーーく見えますよーー!」と返信あり。またベランダにもどったらこちらも金星が見えた。残念ながら火星は見えなかった。
そこでまた「見えた、見えた、美しい月と金星が見えた。」とツイート。ちょい浮かれ気味。

新春そうそうありがとうふたつ

昨日の夕方は地下鉄がめちゃくちゃ混んでいた。いま調べたら京セラドーム大阪で「関ジャニ’s エイターテインメント」という催しがあったからだ。そういえば新大阪で地下鉄に乗ったときグループ名がいっぱい記されているバッグを持った女子がわたしの前に立っていたっけ。なんて書いてあるのかじっと見ていて「関ジャニ」と理解できた。その子もきっと京セラドームへ行ったのでしょう。
京セラドームに行く地下鉄、長堀鶴見緑地線は満員だったから先に乗ったら出られないと思い、うしろについて乗ったらふるい落とされそう。そこをドアが閉まるまでしっかり支えてくれたのが可愛い女子で、大丈夫ですかと気遣ってくれた。降りるときに「ありがと、さいなら」とにっこりしたら彼女もにっこり。

その前日のことだけど、スーパーで台所洗剤を探していたのだが、うちで使っている石鹸洗剤が一番上の棚に1個だけあった。とろうとしたら手が触ってその下の段のなにかが落ちた。そばにいた若い女性が拾ってくれた上に上段の洗剤もとってくれた。「ありがとう、おおきに」とにっこりしたら、向こうも「いいえ」とにっこり。

連休後は寒くなるそうだ

昨日から今日の昼は少し寒かったぐらいだが、暗くなったらいっそう寒さがつのってきた(年をとると寒さに敏感になる)。夕方ベランダに出て宵の明星の美しい輝きに見とれた。そのときは星だけだったけど、4時間ほど経ったいま気がついて見にいったら、上弦の月が輝いていた。夜空を見るのが真冬の楽しみ。夜中になったらシリウスがかろうじて見えるのも冬の夜の楽しみ。

ラジオの天気予報で連休明けに寒くなるといっていた。北海道や東北は大荒れの天気で猛吹雪や大雪だとのこと。寒波が全国に長く居座るので、太平洋側だって晴れても寒いそうだ。しかも厳しい寒さが続くとのこと。光熱費が気になるところ。

先日出かけたときは買ったばかりの厚手カーディガンを着てその上にダウンコートを着たもんだから、下着とタートルのシャツをとおしてカーディガンまで汗だく。来週はそのスタイルで出かけても大丈夫みたい。

市内バスの小さい旅

大晦日だが我が家の行事はなしで朝から姉の家に行きお手伝い。布団を干し、古新聞を片付け、カレンダーを掛け替え、正月の花とお餅を飾っているうちに、おせちが到着。すぐに夕方になった。
姉は最近とみに疲れやすく、物忘れがひどくなっているので、週間カレンダーをノートにざっと書いておく。週に2回のデイサービス、週に2回のヘルパーさん1時間来宅、それぞれの医院に行く日、マッサージに行く日とけっこう多忙なのである。

夕方早めに帰ったが、待てどもタクシーが全然通らない。思いついてバスの停留所に立っていたらバスが来た。街の中をまわりまわって大阪駅前に着く。初めて通る道が珍しくきょろきょろ窓の外を見ながら、咳用の飴があったので舐めながら。
淀川を渡って中津を通ると梅田が見えてきた。なんだか懐かしい。バスの停留所は駅の北側である。昔だったら駅の裏で貨物を扱っていたところだった。いまは遠距離バスの発着場所であり、市バスの終点でもあるわけだ。ぐるっとまわって西側に出たらタクシー乗り場が見えたのでやれやれ。もう地下鉄やバスの停留所まで歩く元気なし。

風呂で疲れをほぐし、日本酒でもらってきたおせち料理を食べた。旨いものはその日のうちに(笑)。

忘年会のようなもの

姉の家の小掃除をしに二人で行った。古い神棚が高いところにあるので、背の高い人に頼むというわけ。それから庭の植木の世話をした。水仙が咲き出している。
夕方早めに風呂に入り、晩ご飯はうどんすきで忘年会のようなもの。鶏肉、かき、ぶり、豆腐、ねぎ、春菊、生椎茸をたっぷり食べて、うどんを入れたらダシのうまいこと! ビールの後に熱燗が出た。

午後から出かけたら梅田は混んでる様子なので、デパ地下は敬遠してイカリスーパーで買い物をすませた。ありがたいことに上等なかきとぶりの切り身があった。
デパ地下はいつも開店時間に行くから空いているが、お昼ごろだと混んでるなあ。しかも3連休で明日はクリスマスイブだもんなあ。
タクシーの運転手さんによると、今日は宝くじを買いにたくさん梅田に人がでてまっせーとのこと。聞かれたので、わたしは宝くじ買ったことがないというと、それがよろしいわ、だって。だいぶんにつぎ込んだらしい。

向こう三軒両隣とヤツガシラ

姉の家に行く前にデパ地下まわりをしていて、菓子売り場で特別販売の和菓子に気がついた。1個200円で3種類の大きなあん巻きが山盛りになっている。これをうちらのおやつとご近所にもあげようと6個買った。
まず2個をお隣りに持っていくとちょうど手すきだったとみえて、戸口でおしゃべりになり30分くらい立って相手した。次にお向かえのおばあちゃんちに行ったら、こちらも夫を亡くして寂しいと話し出して立ち話15分。相槌を打ちながら阪神大震災の仮設住宅訪問ボランティアをしていたときを思い出した。

午後遅くにもう1軒の方から大根と揚げの炊いたんの差し入れがあった。晩ご飯のおかずが1品増えてありがたいと姉が喜んでいる。こちらにはこういうときのために買い置きしてあるお菓子を少々お皿にのせてわたした。

台所に新聞紙に包まれた大きな物体があるのでなにかと聞いたら「開けてみ」というので開けたら土にまみれたでっかいヤツガシラ。さっきあん巻きを持って行ったところが昨日くれたんだって。
「うわっ、ええなあ、これはうまいで」といったら、皮をむくのが面倒だしどうしようかと思っててん、持って帰って」とのこと。ありがたく重い芋を持って帰ることになった。「小芋とサツマイモも持ってって」だとさ。重かったけど提げて帰った。