『ミステリマガジン』9月号

友だちとミステリの話題でメールのやりとりをしていたら、彼女は『ミステリマガジン』9月号を2冊買ったという。表紙がベネディクト・カンバーバッチなのでファンの人にあげようと思ったそうだ。そしてこの号はコリン・デクスターの追悼号でもあると教えてくれた。コリン・デクスターはいっとき好きで多分翻訳されたのは全部読んでいる。彼女もファンで「よかったね」のやりとりが頻繁にあった。
そんなわけで『ミステリマガジン』7月号買おうと思っているのに買いに入った本屋に見当たらず、アマゾンに頼もうかと思っていた。そのうち買わなくても貸してもらおうと調子のいいことを考えた。返すときにこちらからもなにか貸してあげたらいいかという考え(笑)。そしたら貸してくれるどころか1冊あげますと送ってくれた。

表紙を見たら「これは、これは」となった。カンバーバッチ、すごい美形やん。ネットでうわさは聞いていたが、これほどとは。表紙をめくったところにあるワトソン博士と並んだ写真もステキだ。「あれっまあっ〜」と開いたり閉じたりして眺めていた。これは映像見なければ。実はまだ彼のシャーロック・ホームズを見たことがない。超遅れてる。

「パブ シャーロックホームズ」は大阪にある英国パブで先日40周年を迎えた。明日は晩ご飯を外食するつもりなので、ちょっと寄ってフィッシュ&チップスでギネスを1杯飲んでこよう。

梅田日活のころ

先日タクシーの運転手さんにイナロクのことを教えてもらった。国道176号線がイナロクか〜と感心したらいろんな知識を付け加えてくれた。イナロクが梅田新道からはじまっているとは知らなかった。梅田新道とは懐かしい。

この日記にしょっちゅう出てくる姉より2歳下、わたしより10年上の亡き姉が小中学時代のわたしにとって憧れだったことを書いておこうとさっきご飯を食べながら思った。断片を相方にしゃべってたらいろいろ思い出した。書いているうちに思いが少しはまとまるかなあ。

二番目の姉はよく遊んだ人だった。タイピストをしている会社をひけると、たいてい遊びにいく。映画、ダンス、そしてどこかの喫茶店のようなところから帰ると寝ている妹にも聞こえるように話すのだった。聞きながらわたしも姉みたいな遊び人になろうと思った(笑)。
父が買う推理雑誌『宝石』、映画は『スクリーン』『映画の友』、姉が買うのはいまなら『アンアン』『ポパイ』のようなものか『スタイル』だった。たまに『新女苑』も。兄が買う『改造』もあった。『世界』も出てたかも。わたしはもちろん『ひまわり』。あれほど雑誌が輝いていた時期はなかったと思う。

姉は大阪駅からまっすぐのけっこう広い通りを「うめしん」といっていた。喫茶店、洋服屋があったように記憶する。
それから10年くらい経ち、ハタチくらいになったころ、その「うめしん」でわたしも遊ぶようになった。コーラスの友人の両親が相次いで亡くなり、遺産に日活の株があったそうで、映画がタダで見られる。毎週のように二人で出かけた。小林旭と宍戸錠がわたしのお目当て。もうちょっと上品なのを見たいと彼女。でも日活映画やもんと2年くらいは通ったかな。帰りにすぐそばのお好み焼き屋に寄るのが楽しみだった。いま思うと北新地の流れだったのか、お座敷になった店で、出来上がりにマヨネーズをかけまわしてくれた。わたしらはいっちょまえの遊び人のような顔をして食べてた。

ユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q Pからのメッセージ 上下』

久しぶりに北欧ミステリを読んだ。振り返ればスウェーデンの作家ヘニング・マンケルの『殺人者の顔』を最初に読んだのが2001年(原作は1991年発行)。それ以来たくさんの北欧ミステリが翻訳されてきた。最初は出版されたらみんな読むようにしていたが、だんだん追いつかなくなり、全部読むぞという快挙は無理になった。いま振り返って16年経っているのかと驚いた。久し振りに読んだ北欧ミステリはおもしろかった。

デンマークの作家ユッシ・エーズラ・オールスンの第1作『特捜部Q 檻の中の女』を読んだのは2011年、すごく入れ込んで読んだのだが、犯行の残酷さにひるんで次作を買うのは控えた。犯行以上に被害者の意思の強さに揺すぶられ、特捜部Qメンバーの推理力、実行力に惹かれたものの、また今度とかいいつつ日にちが経った。今回は友人Sさんが貸してくださったのでこれ幸いと読んだ。やっぱり残酷な犯行が描かれ、それを追う特捜部Qのメンバー、カール・マーク警部補とアサドとローセの地べたを這うような捜査が描かれる。

発端はメッセージが入ったボトルだった。曲折を経て特捜部Qに届いたボトルからメッセージが発見される。ほとんど消えている文字を判読しアサドとローセが調査にのめりこむ。他の事件で働いていたカールがもどって加わる。残虐な犯人を気持ち悪く描いているところがあまり好きでない。だけど負けずに真っ当に生きようとする人間を応援する姿勢が基本にあるから、最後までしっかりと読める。(吉田薫、福原美穂子訳 ハヤカワ文庫 上下とも800円+税)

うまい!エスニックなそうめん

夏はそうめん、今年はなんだかんだとそうめんをよく食べている。手軽に食べるときもあるし、手をかけて具をつくるときもある。干しエビを入れ手間をかけてつくった出汁に、錦糸卵、椎茸の炊いたん、ミョウガやネギや大葉の細かく切ったのと梅干しを出汁につけてそうめんを食べる。これがいちばんにうまい食べ方だが、違う日には茄子と干しエビを濃い味で炊いたんを入れたり。
仕事の具合とかで夜遅くなった日は、簡単そうめんとなる。汁と梅干しがあれば大丈夫みたいな。
冬は味噌汁にそうめんをいれて煮るとにゅうめんとなる。これもちょっと変わった味になってうまいものだ。

今日のそうめんはエスニック風。雑誌『ku : nel』2017年9月号の126ページにある「セビーチェ風そうめん」をやってみるかと相方が買い物に行った。
材料は小さく切った茹でタコ、玉ねぎ、ミニトマト、オレンジ、香菜、レモン汁一個分、塩、ハラペーニョソースまたはホットペッパーソース。ハラペーニョソースを買いに近所のスーパー3店に行ったがなくて残念。

先にタコの小皿と豆入り野菜サラダでビール。そのあとにセビーチェ風そうめん。エスニックな晩ご飯で余はまんぞくじゃ。

過ぎゆきつつある夏

歳をとると月日の経つのが早くなる。なんべんも書いてるけど、これほんま。
この夏も梅雨がすんで天神祭がすんで、明日のつぎの日曜日はお盆休みの一日である。おお忙しい。夏の集まりで交換するプレゼントを買いに行かなきゃ。姉と姪とその娘、女3人に気に入られるようなプレゼント、2・3年前までは心斎橋大丸のソニーストアにおしゃれなものがあって便利だったのだが、大丸の建て替え工事がはじまり閉店した。それ以来、阪神、阪急、東急ハンズ、堀江のジョローナで買っている。今回も姪親子のものはもう買ってある。姉用を早く探さねば。欲しいものの単価が姉妹で違うからなんぎである。毎年スカーフというのもね(笑)。数日中に梅田へ行こう。

今日は淀川花火の日だった。音だけは景気良く聞こえていたが、まるっきり見えず。光だけはピカピカ見えたけど、光のもとは見えなかった。毎年いうてます。

お盆のパーティが終わればすぐに秋がくる。姉の庭の萩の枝がすごく伸びている。お盆にはつぼみがついているかも。一年経つのが早い。

永井荷風『濹東綺譚』を青空文庫で

午後から空がにわかにかき曇った感じになった。「一天にわかにかき曇り」という言葉を思い出しひとりにやにや。
こりゃ雨になるでと洗濯物を取り入れてベランダを片付けた。期待のとおりに降ってきたけど植木の水まき程度で降り止んでしまった。ネットニュースを見たら長野県の一部で大雨が降ったようだ。最近の雨はほんまに情緒がなくて大降りか降らないかだ。雨といいう言葉で永井荷風の『濹東綺譚』を思い出した。突然の雨に傘をさしたら「檀那、そこまで入れてってよ。」といいさま、傘の下に真白な首を突込んだ女がある。この一節が好き。『青空文庫』を開いたらあったのでこれから読む。岩波文庫版も持っているのだけれど。

暗くなったころに空を見たが月は見えず。東の空なら建物がじゃまになって見えないのだからしょうがない。南→西→北で建物が邪魔してなければ見えるのだが。
9時になったのでベランダへ出たら南のほうの高いところに雲に隠れつつ見えた。なんとなく安心して眺めていた。月が見えたとか星が見えたとか簡単なことで幸せになる(笑)。
11時過ぎているのに気がつきもう一度ベランダに出たら十一夜くらいの月が煌々。さて、今夜は『濹東綺譚』を青空文庫で。

英国パブ シャーロックホームズ 40周年感謝祭

長いこと毎月ヴィク・ファン・クラブの例会を開かせてもらっていたシャーロックホームズが開店40周年を迎えた。8月3・4・5の3日間が感謝祭ということで、全品200円offで提供と先日行ったときに聞いた。
たしか大阪駅前第一ビルができたときに入居開店したと最初の経営者であるご両親に聞いていた。わたしは15年目くらいから25年間行っている。最近はなにごとも5年10年単位で勘定してるなあ(笑)。

ということで、相方を誘って美味しいギネスを飲みに行ってきた。マルビルのスタバで待ち合わせ、LLビーンで服や小物を買ってお店に到着。いつもギネス1パイントは相方で、わたしは半パイントなんだけど、今日は1パイントずつにした。大きいカップの方が抜群に味が良いが、量を飲まないわたしはいつも半分。でも今日は1パイントを半分くらいさっさと飲んだ。うまーい。うまかったけど酔った(笑)。

お店はだんだん人が増えてきた。ダーツのお仲間とかよく見るカップル、男子一人で飲み食べるひと。帰りしにお店の経営者とこれからもよろしくと女性同志の固い握手を交わしてきた。

せからしや

洗濯物を干しにベランダに出たら月が半分よりちょっと太めで強く光っていて頼りになる感じ。次の満月を調べたら8日(火曜日)とあった。これから当分は西の空に大きくなっていく月が見られる。よ〜し。
今日も暑かった。それでも最高気温が34度だからまだマシか。来週の月火水の予想は35度になっている。まだまだ盛夏なのかなと調べてみたら、暑中見舞いは土用までで今年は6−7日ごろとのこと。暑中見舞いも残暑見舞いも出さないものがなにをいうてるか(笑)。

年齢をとると眠れないとよく聞くが、わたしの場合はよく眠れて毎日睡眠時間をたっぷりとっている。これだけ眠って本を読んでツイッターを読んでいれば時間が足りなくなるのは当然だ。読書感想がなかなか書けず、読みかけの本ばかりたまる。
読みかけの本を棚にもどして次の本を開く。最初を読んで、途中を読む。読み終わってないのに最後を読むのが好きだ。最後を読んでから置いてあったところにもどってゆっくりと読み終える。せからしやの鐘がなる(笑)。

ダニー・ボイル監督『スティーブ・ジョブズ』

映画化の話を聞いたときはできたらすぐ見たいと思ったが、ころっと忘れていて昨日の夜ようやくアマゾンプライムで見た。原作ウォルター・アイザックソン、脚本アーロン・ソーキン、主演マイケル・ファスベンダー(ジョブズ)とケイト・ウィンスレット(初期からの開発チームメンバーであるジョアンナ・ホフマン)。

このブログにも何度も書いているが、わたしたちがマッキントッシュプラスを買ったのは1987年秋のことだった。話に聞くコンピュータというものを見にいったのだが、日本橋の大型電気店でずらりと並んだNECのマシンに圧倒された。ふと隅っこを見ると、可愛い四角いものが1台置いてあった。わたしは相方の上着の裾を引っ張り「あれにしよう」と叫んだ。359,000円のその小さい箱こそマックプラスで、わたしらが買った最初のマックだった。相方はその日からマックのとりことなり、わたしも基本操作を覚えた。
その後に買ったすぐれもの、性能は段違いに優れプラスと同じくらいの大きさのSE/30ときたら756,000円なのであった。ここから仕事に使えるマックになっていった。

以上のようなマックファンであるからジョブズの映画となると入れ込む。
ウォルター・アイザックソンの伝記はすぐに買って読んだが、いまやかなり時間が経って記憶がおぼろ。ふふ、まだあるのだ、ヤマザキマリの漫画『スティーブ・ジョブズ』(講談社)。1と2を友人にもらって、いまのところ3と4を買って読んだ。映画と同時進行で読んだ感じだ。伝記のほうは正確だがちょっと風味が足りないと感じるところがあった。ヤマザキマリさんの本はしっくりきてすごい。両方読んで映画を見たらお腹いっぱいだ。

ようやく映画の話になるが、とてもよかった。マイケル・ファスベンダーは「ジェーン・エア』のロチェスターさん役しか見てないがよかったし、今回もよかった。ほんとのジョブズみたいだった。ケイト・ウィンスレットも細かい感情をよく出していてよかった。

夏はスイカや

今年の夏はよくスイカを食べている。我が家ではスイカおよび果物を何年も食べていなかったような気がする。こどものころは大きなスイカを大胆に切ったのにかじりついたものだ。夏祭りには氷スイカをおごってもらった。
最近はまめに野菜販売のお店に買いに行ってくれる人がいるのでありがたく食べている。マクワウリやプリンスメロンもよく食べる。水分の補給にずいぶん役に立っているが、なによりもうまい。トマトもキュウリもニガウリもよく熟れてうまい。

例年の妹からの山梨県の白桃1箱がこの間届いて食べ終わったところだ。うまいけど我が家としては贅沢品という感じ。果物にかじりつくという感じで食べることに郷愁がある。
まだ食べてないけど、ビワとイチジクが好き。ブドウは大阪産の粒の小さいデラウエアが好ましい。山梨県のブドウは最近「甲斐路」だけど、昔は「本ブドウ」といったっけね。紫が白っぽいやつ(だんだんと記憶力が低下している)。
秋が深まると梨、長十郎梨が食べたいけどなくなったのがさびしい。その前に柿だ!!
リンゴって普通の果物って感じが好き。柑橘類もいいな。ということで今年は果物消費量が増えている我が家である。
姉の果物はイチゴの次はサクランボと決まっているので、百貨店で買っていく。佐藤錦が福島からはじまって東北を北へ進み、いま売っているのは北海道産である。