パーマネントに火がついて(わたしの戦争体験記 61)

この歌知っている人いるだろうか。
これ、歌なのか、なんなのか、なんかの替え歌か。
こんな歌詞をよくぞ思い出したと自分を褒めている。頭のどこかに書庫があるみたい。続きはあるのかどうか知らないが、わたしの書庫にはない。

パーマネントに火がついて
見る見るうちに禿あたま
禿のあたまに毛が3本
ああ恥ずかしや恥ずかしや
パーマネントはやめましょう

もしかして知っているのはわたしだけかと思って(笑)、検索したらいろいろ出てきたのでびっくりした。

髪を縮らせているのが非国民ということで道を歩いていると知らない人に注意されたりする。うちでは長女と次女がおしゃれしたい年頃だった。髪の先をくるっとしたいが、まっすぐでないとダメらしくて文句をいっていた。火鉢に髪用アイロンを突っ込んで熱くして髪を巻いてカールをつける。そのカールが愛おしくてそっと触ってみる。他愛ないそんな女子の楽しみも道を歩いていて見つかるとおこられたんだとか。

家の中では次兄が学校で覚えてきて歌っていたような気がする。「やめとき」と母が叱るが、実はその歌で娘2人が髪をカールしないようにとなればと思っていたかもしれない。よその人にいわれることに敏感になっていたから。
疎開前だから3年生か4年の1学期だったかな。

大島真寿美『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』

1ヶ月ほど前に『週間現代』の読書欄で知った本。大島真寿美『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』(うず いもせやまおんなていきん たまむすび)。タイトルも作者名もはじめて目にしたが読みたいと思った。「妹背山婦女庭訓」(いもせやまおんなていきん)という言葉に惹きつけられたのは、ちょうど谷崎潤一郎の『吉野葛』を久しぶりに読んでいたからだ。この谷崎の愛らしい作品のはじめのほうに著者と友人が奈良で待ち合わせ、吉野へ行くいきさつが書いてある。読者はつぎの言葉が読みたくてそそられる。
最初のほうで妹山と背山が並び立ちその間を流れる吉野川の描写がある。幼い谷崎が母といっしょに橋の上から妹山背山を見た記憶が語られる。二つののびやかな山の写真も載っている。

「妹背山婦女庭訓」は近松半二による浄瑠璃のタイトルである。当ブログ5日に書いているが、わたしは20代のころ文楽と歌舞伎に夢中になって「妹背山婦女庭訓」も見ている。その優美さは忘れていないけれど、なんせ40年も昔のことで記憶がほとんどない。近松半二と名前を見ても近松門左衛門の息子さんかなと思うくらい頼りない。全然違ってた、息子さんではありません。
『週間現代』に導かれて本を注文しようかなと思っていたら、図書館に行くからと夫が探して借りてきてくれた。それが先週の木曜日で、木曜日の夜と金曜日丸一日、土曜日の半日かけて読み終えたら目が疲れてしんどくて。
からだは疲れたけどやめられないほどおもしろかった。大阪弁の会話が自分らがしゃべるように自然で頭に入ってくる。
江戸時代の大阪の人々の様子が目に浮かぶように大阪弁で語られるからどんどん惹きつけられていく。道頓堀の芝居小屋の様子が目に浮かぶよう。ろーじ(路地)の長屋など、わたしの幼児期の新町の記憶が役立ち、少しは雰囲気がわかるような気もした。とにかく大阪弁がすごくぴったりきた。

『オール読物』に連載されていたとも知らないで、いまごろ週刊誌の書評欄からの知識で読んだのだが、もし知っていて連載第一回を読んでいたら、続きを読みに毎月発売日に走って買いにいってただろう。『剣客商売』のときのように。
いまは読んだだけでお腹いっぱいになっているが、そのうちまた読みたくなるだろう。今度は買って読む。
(文藝春秋 1850円+税)

梅雨寒におもうこと

関東地方は来週初めも入れて梅雨寒(つゆさむ)で冷えるとラジオの天気予報が伝えていた。今朝は関西地方の我が家も寒いくらいに涼しくて、つゆさむや〜とはしゃいだ。しかし、生活がすっかり夏モードになっており、朝起きたとき着るものがない。重ね着をするか、長袖を出してくるかしなきゃ。

姉が住んでいた家を明け渡して三ヶ月。わたしは一度も行ってないがもう整地してしまったかな。いつかどうなったか見に行く機会があるだろうか。
姉が手間暇かけてつくった庭はどうなっているだろう。
木々の下には雑草が生い茂っていた。5年くらい前から草引きをやめたので、どくだみ、ヒメジョオン、タンポポなどが元気に咲いていた。整地してなければ萩なんか勝手にあちこち出てきてるだろうな。
一角に紫陽花の大きな株があった。咲き出すと近所の人が花のついた枝を切りにきて持ち帰った。もらっていくほどの人気はなかったが、大きなクチナシが1株あって、わたしはアジサイよりこっちのほうが好きだったなあ。
そうこうするうちにつわぶきと水引草が咲き出すのだ。

ブログで楽しい生活送ってる

毎日ブログを書くのが習慣になっている。数えたことはないけど30年くらい書いているかな。一度そのうち調べてみよう。毎日書いてるけど、書いているだけで数字を出したりするのは苦手。なにか書くことないかなといってなにか書き、毎日が過ぎてホッとしているのがいま。今日もなにを書こうかなと思っているうちに11時を過ぎた。
で、いまのこの状況の気持ちを書くべえと思ったわけです(笑)。

読んでくださっている人はどうなんだろう。同じようなことばかり書いているから読者数は少ないだろうな。いっとき気になって調べようとしたが、最近は「ま、いいか」の心境でほったらかしである。書きっぱなし。80代も半ばになろうとする老婆の繰り言に興味をもって読んでくださってるかた、ありがとう。

今日は本の感想を書こうと思っていたのに晩ご飯が遅くなって、書くのも遅くなってしまった。明日は洗濯物が山積みだから午前中に片付けたい。今夜はふきんを洗って干してから寝る。
こんなことぐたぐた書いているがけっこう楽しい。わたしはブログですっごく楽しんでいると思う。

梅雨入りかしら

天気がよいのに膝が痛むので両膝に湿布を貼った。視界がぼんやりと暗くて、歯のあちこちで不都合が起きている。あきまへんわ。トシですなあ。
半年ほど飲むのをやめていた痛み止めを飲んだ。この歳で薬がクセになるからやめるというのはもうええかなと思って。飲まなくても辛抱できていたけど、飲んで痛みが弱まるのだからとぼちぼち飲みはじめることにしたわけ。

午後から着るものの整理をした。クリーニングに出すのが例年より遅くなってしまったので慌てて袋に入れた。まだ20%引きの期間中であるのを確かめた。よっしゃ〜
昨日までにやっときゃええのにね。そして今日になってシーツの洗濯。夜中から雨になりそうだからさっき部屋干しに切り替えた。

そういえば梅雨入りは明日かな?
梅雨に入ったせいで体調不良なのかも。
おいしいコーヒーを飲んでひといき入れよう。プラス チョコレートという選択もあるな。いま口に放り込んだのはナッツ。

谷崎潤一郎『吉野葛』で思い出したことなど

去年は折口信夫に関連する本をたくさん読んで、折口をますます好きになった。子供の頃に親の言いつけで新町までお茶を買いに行き、駄賃をもらって道頓堀で芝居を見たという話にしたしみが増した。
そんなときにこのブログに「わたしの戦争体験」を書き出して、自分の過去をたどると、国民学校(小学校)の遠足で「笠置」へ行ったことを思い出した。「笠置」といえば「後醍醐天皇」を思い出さざるを得ないということも思い出した。歴史の知識はまるでないのに、郷愁に誘われて日本中世史をひもとくことになった。興味が広がるばかりでまるで勉強とはいえないけれど、雰囲気がわかりだして自分では納得している。まだわかりだしたところだが。

そんなときに文庫本を積んである中から谷崎潤一郎の『吉野葛』が見つかった。後醍醐天皇→南朝→吉野と連想がいっての『吉野葛』。すっごく素晴らしい物語で何度も読んで楽しんでいる。
谷崎が東京から京都で一泊して朝早く奈良に入り、待っていた友人と吉野へ向かう。
その友人の恋物語が素敵なのだ。その道中で「妹山」「背山」の前を通ることになる。間に流れているのは吉野川。そこんとこで思い出した。歌舞伎と文楽とで妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)を見たことがある。たしか20代になったころ。そのころは演劇に夢中で自分でお金を払って遊ぶのがうれしかった。もうどんな芝居かも覚えてないが、妹山と背山があって春の場面だった。お琴を弾くシーンがあったなあ。記憶はそんなところである。

それから、25歳くらいで登山に夢中だったころ、知り合いの登山家が自分がよく知っている吉野に連れて行くというのでついて行った。男女2名ずつ4名のパーティで近鉄下市口まで電車、それからバスに乗ってだいぶしてから降りた。どこで降りたやらなんという山に登ったやら覚えていない。沢を歩いて、這って、登って、ご飯をつくって食べた。この山行きは「吉野」という特別な名前でいまだに覚えているが、バス停の名前くらい覚えておいたらよかった。

ここまで書いてネットで調べたら、この芝居を文楽劇場で5月にやっていた。
〈5月文楽公演「通し狂言 妹背山婦女庭訓」〉

●妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)という言葉をどう読むかも忘れていたところ、数日前に大島真寿美さんの本『渦』と出会った。この本の話は後日書く。

朝風呂で腰湯

暖かくなってから朝起きたらまずお風呂に入って腰湯することにしている。目覚めの気分が良い。起きたら洗濯機を動かしておいて湯につかる。出たらすぐに洗濯物を干す。今日も天気が良くてありがたいなあとお日さん見て思う。

先に起きた者が先に入るが、わたしはいつも後である。先に寝て後から起きる。よく眠るから昔なら怠け者と縁切りされるところだ。とにかくいまはわたしの体調が大事な我が家。寝込まないように、これ以上悪くならないよう気をつけている。

朝風呂は気持ち良い。腰湯しておいてからまたたっぷり湯を足してぱちゃぱちゃやったりする。石鹸はちょっと贅沢している。髪も石鹸で洗ってるが心地よい。温泉旅行するような余裕がないから内湯で楽しむ。疲れと美容に腰湯。

遊び疲れ読書疲れ対策

今日は本の感想をしっかり書こうと思っていたが、土曜日の遊び疲れが日曜日を通り越して持ち越し、足腰重くぐだらぐだらと過ごしてしまった。金曜日にえらいスピードで本を読んだのも疲れの原因。あまりにも面白すぎて先へ先へと進んでしまった。
ということで、今日は疲れた〜で終わりとするかなと思ったんやけど(笑)、疲れの原因を追求しとかねばあかんと思い直した。

なんせ膝と腰が悪いのでしんどいとまず膝にくる。そういえば、昨夜寝るときは膝が冷えるなあと思ったのに、昼間が調子良かったのでまあええかと対策を考えなかった。すぐに寝付いたけど、冷えてたんやな。
クーラーのところに長くいたら帰ってから温めなあかんのを忘れてた。これはおととい。昨日うちはクーラーつけてなかったけど、わりと冷たい風が通り抜けていたっけ。今日もそうやから寝るときのソックスを忘れないように。用心にサポーターも枕元に置いとこう。

久しぶりに深夜のクラブ活動

昨夜は晩ご飯を食べて片付けして日記を書いてしまい、一眠りしてから着替えて出かけた。もうすぐ真夜中。以前おそい時間に出かけるとき、近くの店の奥さんに見られて「まずい!」と思ったことがあった。あとでなんか一言ある人なのである。ところがその後はどっちかというと羨ましそうな顔で挨拶されて嫌味は一言もなし。わたし夜遊びのときは輝いているのかも(笑)。

そんなことを思い出しながらタクシーでミナミへ。三津寺町の「味穂」でたこ焼きとどて焼きとおでんとビールでお腹を満たしていると、相方の知り合いのカップルが隣の席についた。やーやーとしゃべりながら食べてクラブマフィンへ。今夜はライブがあるから人が多いぞといわれていたが、廊下にもたむろしている。

うちはご老体だからカウンター前の席に座らせてくださったが、椅子が高くてどうしたら座れるか迷っていたら相方が背中から抱いて座らせてくれ椅子問題は解決(笑)。
マスターに紹介されて握手。暖かな人柄が手のひらをとおして伝わってきた。パートナーのまいこさんがわたし用に大きなグラスに冷たいお茶を用意してくれたのもうれしい。まいこさんとはおおかた10年近く前から知った中なんだけど、ここんとこご無沙汰してた。彼女のDJが好きなのに最近聞いてなかった。復活させなくちゃ。生きていなくちゃ。
ライブ中はマイクを持つヴォーカルの背中と私の背中がしばしばぶつかったりくっついたり。こんなライブはじめてだ。

激しい演奏だったからこういうんってなんていうのかなと聞いたらレゲエだって。ああ、そうかあ、レゲエかあ。
お客さんがたくさんいて相方の知り合いが多かったし、ニコニコと邪魔にならないようにしていた。とても、オーケーな夜だった。

洗濯で忙しい

今日はいいお天気で洗濯日和だった。昨夜、夜中に洗って干したのを午後取り入れてつぎを夕方干した。二人所帯なのに洗濯物が多い家だ。
今年は冬物をクリーニングに出すのが遅れている。毎年クリーニング屋さんの割引日にあわせてさっさと持っていってるのに、今年はまだタンスの中にぶら下がったままだ。日にちを調べて持っていかなければ。
家で洗うものをぼちぼち洗っている。椅子にかけてあった布類とかマフラー、帽子など洗濯機で洗えるものは洗い、柔らかものは手洗いし。あっ、カーテンがまだだった、これは梅雨が明けてからにしよう。ガスヒーターの片付けもしなくちゃ。

そろそろ薄手の布団をださなきゃ。毛布類も洗えるものは洗ってある。大きなものはコインランドリーに相方が持っていくといっている。実は、うちは二人ともコインランドリーのお世話になったことがなく、これを機会にやり方を勉強すると相方がいっている。コインランドリーを使うべきときにうろたえたらあかんやろということで。
好きな家事は洗濯という人が多いと聞くけど、洗濯機に放り込むのは好き。干して乾かして取り入れて仕舞うのは嫌い(笑)。

今夜はこれから晩ご飯食べて遊びにいく。体力があるかと心配だがぼちぼち慣らし運転中。