旧交を温める

さっき東京在住のMちゃんから電話があった。いまクミちゃんのとこにいるという。同じ〈くみこ〉で彼女は〈クミちゃん〉わたしは〈クミさん〉だったが、いまもそれで通っている。知人のウワサや瓦礫焼却の話でなんだかんだと長電話になった。
ふたりとも30年くらい前に東京へ相次いで行って、いろいろのことを経験して、いまは好きなひとと暮らしている。クミちゃんは去年の夏にダンナさんと大阪の実家へきたときに会った。30年ほどの間に一度会ったきりだったから、ほんまに久しぶりだ。Mちゃんのほうは30年の間に数回会ったかな。ふたりとも美人でおしゃれで若々しい。

昨日は久しぶりに大学を定年退職した経済学者のY氏にメールを書いた。彼はイギリスで暮らしている息子さんのところに去年の夏、長期滞在してイギリスの田舎を満喫したそうだ。その経験と考察を「現代イギリスの社会事情」という文章にして送ってくださった。そのお礼をいまごろ言ったのだから申し訳ない。すぐ返信をくださった。
Y氏とは60年代の知り合いだから50年近くなる。わたしらが地をはうように暮らしている間に、何度もイギリスに留学し諸外国を旅している。

古い友だち、新しい友だち、女でも男でもおしゃべり相手がいるのは楽しい。