四方田犬彦さんの本を読み始めたのは4月で、それ以来四方田熱におかされてずっと読んできた。四方田さんの本を読んでいるだけでなく引用しておられる本や事項も読むからたいした量になっている。まだまだ醒めない四方田熱だが、ちょっと休憩に入る。
木村二郎さんが翻訳されたエドワード・D・ホックの『怪盗ニック全仕事 3』を送ってくださった。わたしの愛してやまない怪盗ニックのはちゃめちゃな冒険物語。さっそく第1話を読んだ。やっぱりおもしろい。これを読み終わるまでしばらく他の本は読まないことにしよう。
今日はお昼前に姉の家に行って夕方もどってきた。帰ってすぐのツイッター。【出かけた帰りにジュンク堂に寄って、ジェイムズ・エルロイ『背信の都 上下』(文藝春秋 上下とも2050円+税)を買った。帰り道が重かったけど、「我がものと思えば軽し傘の雪」の心情(笑)。いつ読めるかな。】とノー天気なことを書いた。ほんまにこの2冊は目方がやけに重たい。内容も重そうだ。「ジャップ殺しの罪はジャップに着せろ。」って帯にある。これぞエルロイって気持ちがはやる。
ホックを読んだらエルロイを読もう。でもすぐに読むのは実はロマンス『スコットランドの誘惑』(マデリン・マーチン)。はずみで買ってしまったの(笑)。7月9日発行だって。たたたとまずはスコットランドに誘惑されよう。