イアン・ランキンの「黒と青」がハヤカワポケットミステリで出たのは1998年7月、すぐに買って読んでいた。すごく熱中してそれから出るたびに全部買って読んでいる。リーバス警部シリーズの8作目というのが残念だった。デビュー作から読みたかった。14と15册目が単行本になり、最後の2作はまたポケミスにもどっている。その間に1作目と2作目が文庫で出ている。訳されていないのが3〜6の4冊ある。
ブログを書き始めるよりずっと前のことで、2003年に「ミステリマガジン」で短編「貧者の晩餐会」を読んだ感想が書いてある。その後が14冊目の単行本の「血に問えば」である。すごく熱中していたポケミス時代の感想がないのは残念だ。
最後のリーバス警部の事件「最後の音楽」と退職してからの短編「最後の一滴」の感想はある。だが、最後の一つ前の「死者の名を読み上げよ」は2010年3月から未読のまま置いてある。なんだか読むのがもったいなくて。
いま読みかけのリーバスよりちょっと古いモース警部やダルグリッシュ警視ものを読み終り感想を書いたら読むことに決めた。
ドラマは4本(「黒と青」「ゆれる愛」「死せる魂」「死の理由」)あり、リーバス警部をジョン・ハナーが演じている。ジョン・ハナーは「スライディング・ドア」を見ているのだが、覚えていない。「フォー・ウェディング」でゲイの青年をやってるそうなのでそのうち見たい。
ぱっと見た感じがちょっとイメージ(どんなイメージやねん-笑)と合わなかったが、見ているうちに納得。強面の中に繊細さがあるという感じがうまく出ている。
イアン・ランキン「リーバス警部シリーズ」作品名
1 紐と十字架
2 影と陰
3 翻訳なし
4 翻訳なし
5 翻訳なし
6 翻訳なし(ドラマでは「死の理由」)
7 血の流れるままに
8 黒と青
9 首吊りの庭(ドラマでは「ゆれる愛」)
10 死せる魂
11 蹲る骨
12 滝
13 甦る男
14 血に問えば
15 獣と肉
16 死者の名を読み上げよ
17 最後の音楽