昨夜は遅くなってから2月26日に大阪のGalaxy Galleryで行われたモブ・ノリオと若野桂によるトークショウ「クラブカルチャーと風営法」司会:半田暁士の録画を見た。
2時間をじっと座って見て聞いて理解しようとつとめていたのだからすごい。というのも半田さんとは親しくしてもらってるし、モブ・ノリオさんは作品を読んだことはないけど関西の作家でデモでお顔を見てたし、若野桂さんはツイッターでフォローしている。そのうえに今回知ったのだが、2000年頃だったかなー、わたしが憧れていたソニーのロボット小型犬aiboを生み出したのが若野さんだったのだ。
主に若野さんが話されモブさんが聞き役にまわっていた。
テーマの「クラブカルチャーと風営法」だが、風営法に則ってクラブに手入れが入り、大阪ではすでに廃業した店もある。東京では先日客全員に尿検査というえげつないことが行われた。今日の労働を終えた若者がクラブで踊る楽しみを強制的に押さえつけられている。この現実の重さを話す3人の表情が暗い。
日本に暮らしている普通の市民にとってそれはどういうことか。外国との違いを若野さんが話されて納得。ほんまに出口なしとしかいいようがない。
でもね、最後のほうで「踊りたきゃ家でパーティしたらいいんだよ」と若野さんが言われ、わたしはパソコンの前で「そやそや」と同意した。うちではいまもやってるし(笑)。
ほんまに有意義な2時間だった。