昨日のタクシーの運転手さん

季節の変わり目のせいか昼間は暑く朝夕は冷える。そのせいかどうも疲れやすい。どんなときもぐっすり眠れるたちなのに、おとといは寝つきが悪く仕方なしにぐずぐずと本を読んでいた。運動不足のせいかも。朝はアラームをかけておいて早起き。一応の用事をして出発した。昔はこんなことで疲れなかったけど、いまやデパ地下を動きまわると疲れる。

朝ごはんを抜いているから空腹きわまりなし。正午に姉の家で昼ご飯を食べて、家事を少々手伝ってコンビニについて行って、庭の木々に水やりして、姉の背中のマッサージをした。マッサージは今日はプロにやってもうたからいらんやろといったら、プロには腰と足だけ頼んでいるそうで、背中はやってもうてないというので、肩から背中を揉んだ。あんたにやってもらうのがいちばん効くとのたまうのである。そんなこんなでけっこう疲れた。テレビでプロ野球を見て阪神のお立ち台まで見たので、6時近くなった。

連休最後の日だからタクシーがくるか心配したらやっぱり通らず、十字路で15分くらい立っていたかなあ。止まってくれた車に乗って行き先(我が家)をいうのを間違って「えー、ちがうわ、ちょっと待ってー」と一休止。そんなもんで運転手さんはきっとボケ老人と思ったに違いない。黄昏の十字路にいたからって、まさか妖精とは思わなかっただろうが(笑)。まあちゃんと告げてからは、映画やテレビの時代劇の話を声色付きで絶え間なくしゃべって笑わせてくれた。着いたら「車を降りる時にこける人がようおるからね、気をつけて足を出してね」と見守ってくれた。世の中にはいい人がいるもんだ。