ケネス・ブラナー監督「シンデレラ」

だれでも知っているお話「シンデレラ」の実写化。すごく豪華絢爛な上に、解説を読んだら動物たちの訓練とか大変だったみたいで、改めて出てきたネズミなど小動物たちを思い出して手なづけるのがどんなに大変だったろうと思った。
シンデレラ役のリリー・ジェイムズはおとぎ話に出てくるような美女でないところがよい。イギリス風にしっかりした女性だと思った。シンデレラと王子の出会いが馬に乗って森を走っているとき偶然というのがうまい。
ケイト・ブランシェットの継母は色気があって野心があって悪女ぶりがぴったり。魔法使いにヘレナ・ボナム・カーターが扮して可愛い。
王子様も誠実さが溢れててよかったし王様もいい人だったのでよかった。
宮殿の様子や庭園のセットが豪華で文句なし。
王子様がダンスの後でシンデレラを連れて行ったのが〈秘密の花園〉なんて、世界中の女子の心をわしづかみだ。さすがケネス・ブラナー監督。

本当にガラスで作ったガラスの靴やねんな。
制作中から話題になっていたから見たいと思っていたが、映画館に行く余裕がなくレンタルDVDになった。