『日本会議の正体』をまだ全部読んでない

今夜は風がよくとおって涼しい。満月がまだ見えないので待っているところ。あちこちのマンションが邪魔になって上のほうに上がらないと見えないのだ。

青木理さんの『日本会議の正体』(平凡社新書)を読みだしてから10日以上経ってしまった。ミステリの読みかけをおいて読んでいるというのにどんどん読みすすめない。内容に圧倒されている。用心深い書き方にも影響されて慎重に読んでいる。

途中で祇園祭があり、この時期になると開く川端康成『古都』を最初からまた読み通した。寝る前の読書は漱石の『草枕』をiPad miniで読んでるところ。どっちも何十回目だ。『草枕』の最後のシーンを読んでいたら、蓮實重彦『伯爵夫人』を思い出した。戦争がはじまるときの知識人の胸に頭に浮かび上がるもの。開戦前の気分が両方の作品から感じとれる。その感じがわたしにもわかる。もしかして、いま。

ようやくヴィク・ファン・クラブの会報づくりをあと2ページまでやった。暑いとスピードが落ちて毎日2ページずつしか進まない。今月はA4で18ページ。
クーラーつけていても、パソコン関連機材に囲まれているから暑い。
でも今夜は風が通って涼しいから、これからコーヒー飲んでもうちょいがんばろう。