正式には〈大阪に放射能がくるぞ (+_+) 燃やしていいのか放射能(ー_ー)!! それでいいのか大阪人! 【大 阪】住 民 説 明 会 〉。
おとといツイッターでリツイートされていたのを読んだら場所が西区民センターとある。すぐそばなので瓦礫問題を知るいい機会だと思って出かけた。どんな人たちが集まってくるのかなといつものヤジウマ根性もはたらいている。
着いたらもう人がいっぱいではじまるところだった。和室なので壁にもたれて座れるところを確保。広い部屋には女性がいっぱいで子どももたくさん。自己紹介ではやはり西区の人が多かった。男子は5人だったから1/10くらいの比率かな。マンションに入ったチラシを見た母にすすめられてきた姉妹がいた。
主催者の上木めぐみさんが司会進行をして、経済学の下地先生(ツイッターでモジモジさんとして知っている)が「放射能と暮らしのこと」というテーマで基調の話をされた。
内容は〈放射能ってどういうもの?:アルファ線、ガンマ線、ベータ線〉〈電離ってどういうこと:分子切断〉〈被爆ってどういうこと?〉〈内部被爆と外部被爆〉〈内部被爆の危険性〉〈どうして内部被爆は危険なの?〉〈つまり、まとめるとどういうこと?:内部被爆は少ない線量でも「まちがったカタチで修復される」危険性が相対的に高いということ〉〈どんなことに気を付けて暮らしたらいいの?:ゼロにしようと考えるより、「少しでも減らそう」と考えましょう〉〈個人として防衛する以上のこと:汚染を拡大しないように政府に働きかけることが大事です。〉
そのあとは途切れなく話が続く。府と市の計画では大阪に桜の花の咲くころには放射能が舞っているそうだ。大阪の人たちはぬるいと言う人もいた。
子どもの給食問題では、牛乳を断るのにアトピーが出たからと言ったという人がいた。弁当を持って行くことにしたお母さんは、先生に「持っていっていいですか」と聞くのではなくて「弁当を持参します」と断言したらいいとのこと。
上木さんは、瓦礫問題はもう話し合いの段階ではなくなっているので、みんなで子どもがダダをこねてテーブルをひっくり返すような感じでやろう。「放射能 いやや いやや」とダダをこねたらどうやろとおっしゃる。
最後のほうで若い男性が、311からずっと抱えきれない不安ではち切れそうだったけど、今日ここでみんなの話を聞いて元気づけられたとおっしゃったのが印象に残った。
最後には「みのお放射線はかり隊」(箕面市内の放射線量を測定している市民グループ)のかたから報告があった。
あちこちに電話をかけたと報告したひとが、すぐに資料をコピーして配ったりみんなすごくアグレッシブでやることが早い。先日の女子デモのときも思ったが、大阪の女子はすごい。大阪は母権制社会に移行してるとだれかがネットで言ってたのがほんまだとうなづける。
放射能と瓦礫問題の勉強をして、大阪の女子のすごさに感動できて有意義な午後だった。