小浜に住む友人が柿を送ってくれた。ご近所からもらった柿をそのまま3重の袋に入れてあって、開けるとごろごろと柿が入っていた。懐かしい素朴な普通の柿。さっそく剥いて食べた。小浜のどこかの家の庭か畑のそばにある柿の木に実がなっている風景を思い浮かべた。
うちの母親の実家にあった柿の木の柿と見かけも味もよく似ている。うまくはあるがものすごくうまくはない普通の柿だ。最近は自然食の店とかで買った大事に育った格別おいしい柿ばかり食べていて、この味を忘れていた。
傷があったり色が薄いのもある。毎日何個か食べて10日くらいは楽しめそう。
そういえば、最近は柿の木を見てないなあ。母の実家の庭に柿の木があって毎年たくさん実がなる。実を取るのが大変なんだよね。従兄弟が木登りして柿の木は折れやすいからやめろと怒られていたっけ。山梨県の母の実家には梨の木もあった。何十年も昔のことでいまは柿も梨も桑の実もないだろう。