『元禄忠臣蔵』(真山青果原作)は昔から大好きな映画である。
偶然おとといの夜に英語字幕付き版を見ることになった。おとといは前編、昨夜は後半を見たのだが、字幕が邪魔にならず、ときどき英語を読んでいたり、いい経験をした。
したがって、昨日のブログはお休みしました。
戦中の映画だから映画館で見ていない。
20年くらい前にテレビで見たかビデオで見たかだったか大枚はたいてビデオを買ってからは何度も見ている。最近はどこかに仕舞い込んだまま見ていない。心身ともに忠臣蔵離れしてしまっている。中学生の頃から忠臣蔵が好きで、本編だけでなく、銘銘伝、講談、随筆といろんな本で読んでいた。いまは離れているが思い出すと何十年のものすごいファンだった。
この映画が好きなのは大石蔵之介を演じる河原崎長十郎が好きだからである。河原崎長十郎を見るために前進座の芝居を見に何度も出かけた。歌舞伎十八番だったかな、『鳴神』が最高だった。お姫様が河原崎國太郎でこれも絶品。前進座のパーティにも出かけてお二人に握手してもらったことがある。