介護保険でいろいろなことをしてもらえると教えてもらい、やり方を教えてもらった。手すりをまずいちばんにつけてもらうように教えられ、申請やら手続きやらして、かなり早く家に手すりがついたときはうれしかった。その後追加工事などもすませて、我が家の居住空間は手すりだらけになった。もちろん、お風呂とトイレも快適になった。見栄えよりも住みやすいのがいちばんである。力強いお風呂の手すりをもてば、あのときのように風呂から出られなくて叫ぶこともない。
手すりがあると部屋の中をどっちを向いて歩くのもラクだし、手すりの棒を利用して体操ができる。爪先上げ、かかと上げ、四股踏みなどいろいろやっているが、頼りになる手すりである。わたしはこれはわたしのものやで、長いこと働いて介護保険料を払ってきたおかげやねんでと威張っている。(料金の1割が自己負担)
小さい手すりがあちこちにあるのも有難い、トイレのドアが便利になったし、ベッドから出て立ち上がるのもラク。相方はわたしが歩きやすいようにテーブルに支え棒をつけてうろっとならないよう、しっかり立てるようにしてくれた。
これでもうしばらくは生きていけるかな。生きていこうかなと思う今日このごろ笑