スティーブン・チョボスキー原作・監督「ウォールフラワー」

良さげな感じのタイトルだなと期待して見たアマゾンプライムの映画。原作は「ライ麦畑でつかまえて」の再来といわれたスティーブン・チョボスキーの小説で、映画化にあたって監督もしている。製作者の一人にジョン・マルコヴィッチの名前があった。公開2013年。
年代は主人公チャーリー(ローガン・ラーマン)がタイプライターを使っていることからパソコン以前のことだと大雑把にわかったが、検索したら小説の解説が出てきて1991年に高校に入学した少年の物語とわかった。

ピッツバークの郊外の高校に入学したチャーリーは存在を誰からも気づかれない「ウォールフラワー」である。兄はフットボール選手で姉は最上級生。親友が自殺したので一人ぼっちである。
チャーリーは学校で美しいサム(エマ・ワトソン)と彼女の義理の兄弟のゲイのパトリックと出会う。二人はチャーリーと付き合ってくれる。また国語教師が認めてくれて本を貸してくれ、だんだん学校生活になじんでいった。
でも、どことなく他の生徒と馴染めないものを持つチャーリーの秘密が最後にわかる。
(この後ネタバレ)命が危ういチャーリーを姉の機転が救い、精神科医が助けてチャーリーに希望が生まれてくる。