青い空に白い雲

今日も暑かった。晩ご飯前にマクワウリを食べたらうまかった〜 昨日はスイカがうまかった〜

今日も台風12号の影響で雨降りのところがあるのに、台風一過といったら申し訳ないが、このあたりは晴れて空が青く白い雲がぽっかりと浮かんで気持よい日になった。気温はどんどん上がり午後3時には36度だった。

4時過ぎに整形外科に行ったら混んでいて長いこと待った。お医者さんと冗談を交わしつつ注射してもらって薬をもらって帰った。足がだるいのは「クーラーによる冷えのせいかしら」とわたしがいったら「たしかに足首が冷たいね」と返事あり笑。わたしは勝手に「今夜も足湯しますわ」と答えけり。

ブラックベリーと桑の実

先日、完熟のブラックベリーをたくさん自分の庭から収穫してきた人からわけてもらった。口に入れると甘くておいしい。ブラックベリーは昔から瓶詰めのジャムを買って食べていたが、採れたての熟れた実を食べるのは今回がはじめてだ。口に入れて「うまーっ」と叫んだが、このうまさって経験がある。母の実家の山梨県の桑畑で採って食べた味だ。

小学校4年の夏、一学期がすんだときに大阪市の小学校(そのころは国民学校)の子供たちは田舎に疎開させられた。縁故がある子は縁故疎開、ない子たちは学校からまとめて集団疎開だといわれ、わたしは一人で母の実家の山梨県に厄介になることになった。夏休みに母は下の弟を背負い、上の弟とわたしは上の姉と手をつないで合計5人で大阪駅から名古屋へ、中央線に乗り換えて山梨県の甲府の次の駅「日下部」で降りた。そこから1時間以上歩いて後屋敷村に着いた。
母や姉と弟たちは1週間くらい滞在して大阪へもどった。わたしはひとりで祖母と叔母さん夫婦と息子2人が住む家の居候になった。叔母さんは母の一番下の妹で婿養子をとって家を継いだ。

思い出すだに涙がにじむ疎開生活。大阪新町で暮らしていた子が甲州弁の中で生きていかねばならない。東京から来た子はまだよかったが大阪っ子はいじめられた。
聞くも涙の話はまたにして、桑の実の話。
叔母の家では畑の他に養蚕をしていた。母屋の上に2階と3階があり、低い天井の下にカイコがムシロの上でざわざわと音を立てて桑の葉を食べていた。
叔父叔母は早朝に桑畑に出て葉を収穫する。背中にカゴを背負って採った葉を入れる。ある日、わたしは桑畑で桑の木に実がなっているのを見つけた。口に入れると甘くてうまい。これは商品ではない、食べても大丈夫だととっさに思って食べ続けた。おいしいから食べたのだけれど、桑の実のせいでビタミンCが摂取できたのだと思う。実のなる木を見つけて覚えておき摂取に励んだ。けっこう寒くなるまで実っていたっけ。現地の子はだれも食べてなかった。

それから半世紀くらい経ってから、長野県の物産展で桑の実ジャムを見つけて買ったことがあった。調味料のせいで甘すぎ。その後また忘れていた。
八ヶ岳に登った時など山に入るまでの道で畑を目で追ったけど、桑畑はあったけど実のなっている木は見当たらなかった。

台風のあと

昨日は日記を12時前に書いてアップしてからずーっと起きていた。寝ついたら熟睡だからなにが起きるかわからんと心配で。明け方5時近くまで結局起きていたから今朝はいくら昼前に起き出したからといっても睡眠不足だ。長時間椅子に座っていたせいもあり、台風前に出してしまおうとあせったおとといの会報づくりの疲れもあったようだ。
ご飯後に横になったら4時間眠り続けた。いつの間にか相方も寝てたそうで、それから買い物に行った。わたしはその間に半身浴して、洗濯物を取り入れて次の洗濯。

もうすぐに10時ですよ。
これから長いご飯とだべりのあと、読書かな。友だちにメールを書くかな。
未読本がいっぱい積んであるのを読んで捨てるか、読まずに捨てるか判断しなきゃ、と贅沢な悩み。
晩ご飯は、焼酎のロック、ビンチョーマグロのカルパッチョ、イカの塩焼き、コロッケ(出来合い)と野菜サラダ、高野豆腐(出来合い)、ご飯、豆腐とネギの味噌汁、海苔、番茶、カリン糖。

地震、大雨、酷暑、台風

6月18日の朝に地震があった。書いておくととても便利で、「大阪府北部地震 震度6弱、震源の深さ:13km、地震の規模:M6.1」というタイトルを見つけてコピペし、そうやった〜と納得した。余震がたいしたことなくてよかった。それから梅雨に入って大雨だ。でも大阪はたいしたことなく早めに梅雨明けした。

だけど西日本豪雨ではマスコミのニュースによると、死者126人、不明79人の大災害が起こった。
今回、友だちの親戚のおうちが被害を受けた。家や車が大打撃の様子を聞いてショック。早く復興できますように。
阪神大震災のときの様子を思い出し、第二次大戦の空襲を思い出し、父親に聞いていたはるか昔の関東大震災を思い出した。

梅雨が短かかったので、今年の夏は長いでとしゃべっていたら、セミの声も聞かないうちに猛暑に突入。毎日毎日、暑い暑いといつもはなかなかつけないクーラーを早くからつけて日常生活を送っている。
その暑さの中で台風が発生。台風のコースがいつもと違うそうで、ラジオのニュースを読む人も慎重である。最初のほうの予想ではどうやら東から西へ向かっており、ほとんど大阪直撃っぽかった。いまは少しそれたようだ。だから一安心というわけにもいかないだろうけど。とにかくここでこの日記をアップしておこう。これから経験して、明日になれば結果がわかる。お風呂に水を溜めておかなくちゃ。

今度は台風、そしてヴィク・ファン・クラブ会報の件

今年はしんどい年だ。地震があって、大雨が降って、そして酷暑の毎日と厳しい気候が続いている。そこへ今度は台風がくる。明日の夜はどのように過ごしているだろう。どんな規模の台風がやってくるのだろう。

台風がくる前にポストに行きたいと、ぎりぎりになってヴィク・ファン・クラブの会報づくりに追われている。10日過ぎから気になっていたのに、とりかかったのは15日過ぎで、それからはしんどくてなかなかやる気が起きない。暑さのせいにしとこ。

おとといになってようやく9割がた形になった。昨日は「あとがき」を書きプリントした。まだ綴じ仕事が残っている。封筒作りをしたら、宛名シールを貼る糊が切れていて買いに行った。ぶうぶう。
これから綴じて封筒入れして切手貼って送るのを予定としては今日中にやる。または明日起きたらすぐにポストに入れに行く。

快適のあと痒い

今日は午後から美容院シュリットで髪のカットをして茶色に染めて、頭と首筋のマッサージをしてもらった。お腹に名犬シェル君をのせて横たわって髪をいじってもらう気持ち良さは格別で月に一度の贅沢。この半年は着るものを全然買ってないからその分を贅沢したってこと。まあ、この程度の贅沢ならなにか節約して続けられるだろう。
涼しい店内で楽しくしゃべって世間の勉強もして、コーヒーとお菓子がついて女性誌が読めてありがたいことだ。

気分良く帰ってパソコンに向かったら、しばらくすると背中が痒くなった。晩ご飯まで背中を掻いては用事をし、また背中を掻いた。鏡を見ると掻いたところに赤い筋が浮かんでいる。ほんまにもうもうである。持病だからしかたないが、この蕁麻疹なんとかならんかなあ。

オカヒジキうまっ!

夕方はとおに過ぎて9時近い。ようやく晩ご飯ができてテーブルにいろいろ並んだ。お得意のゴーヤーチャンプルー、生椎茸を炒めたん、小ぶりな皿にはグリーンの葉っぱが盛ってある。この緑色はなに?と聞いたら「オカヒジキ」と答えが返った。わたしが見た通りをいった一言は「きれいな海藻やな」。違ってました笑。オカヒジキは草だそうだ。おいしい草でした。
暑いのによう作るわといいながら手際よく並べたお皿を眺めていた。

お酒は焼酎のロック。今年の夏は相方の体と財布の都合でビールをやめている。先日うつぼ公園の帰りに寄ったサウス・スウェルで飲んだシカゴ・グースアイランドのクラフトビール以来ビールを飲んでいない。あのビールは高いけどうまかった。また飲みに行きたいが暑いからまだだが、ビールをやめていてもあのビールならまあええやろ、である。

焼酎ロックのあとはカレーライス。肉と野菜とココナッツ入りスリランカカレーがうまかった。

今日も暑かった

今年は暑い。今日も暑かった。明日も暑いって。こんなに暑いのは生まれて初めてだ。夏は暑いものだけどこんなに暑い夏は初めてだ。
毎日ラジオのニュースから恐ろしい言葉が流れる。「きょうも命に関わる危険な暑さの見込み、熱中症に厳重警戒を」そして「ためらわずにクーラーをつけましょう」。そういわれてもなあ、電気代のことを考えるとためらいますけど。命に関わるからつけているものの、うちの赤字家計からするとためらう。

なんて嘆きつつも野次馬のわたし、「ものすごい暑さ」とはどんなものか外出してみる。外へ出るとその日によって風が吹きぬけているときがある。思ったより涼しいと歩き出すと影のところはよいが、日差しが照りつけている道路の暑さは半端ない。
西へ向いて歩いている時が最悪で西日が照りつけて顔をあげていられない。じりじりと日焼けしているのがわかる。

暑いからカレー

昨日も「暑いからそーめん食べよう」とこの夏5回目になるそーめんを食べた。朝帰りの炊事係は午後遅く起き出して買い物に行き、コロッケとローストした鶏肉と高野豆腐の炊いたんその他を買ってきた。そーめんのつゆは昨日のを半分残してあった。酒なしでたまにこんなんもうまいといいながらたくさん食べた。ここのスーパーの出来合いのおかずはうまい。

今日は午後から出かけて帰りにスーパーで食材を買ってカレーを作った。カレーの前に焼酎のロックで、厚揚げの焼いたんにおいしいつゆをかけたんと生野菜のサラダ。焼酎のロックが飲みやすくてうまかったので少々飲み過ぎた。
カレーはうちとしては珍しく肉がたくさん入っていてうまかったが、もったいないから半分残して明日もカレーライスにしようとなった。
夏はカレーだ。

麗しの瞳 ミシェル・モルガン主演、イヴ・アレグレ監督『狂熱の孤独』

姉の影響でフランス映画を10代のころに見まくった。名画上映というのがけっこうあって、小さな映画館で見たし、新作も無理して見に行った。姉の服の手直しなんかを頼まれてお金を稼いだ覚えがある。阪急電車に乗るのを節約して十三駅まで歩いて行ったことも何度かある。中学のころから、いまもあんまり変わらないなあ笑。

フランス映画が大好きで、その中でもミシェル・モルガンが大好きだった。彼女の映画ならなんでもよかった。インテリ向けのから大衆向けのものまでいろいろな作品に出ていた。頬骨が高くて青白い肌で、抜きん出た美貌。一度見て良いと思うと2番館から十三の映画館、ぐっと郊外の西宮の映画館まで追いかけていた。

『狂熱の孤独』は、ジャン・ポール・サルトルとイヴ・アレグレの原作だそうで、相手役がジェラール・フィリップだった。狭いホテルの一室でブラウスを脱いでスリップ1枚になったモルガンが肩や胸の汗を拭うシーンがリアリティがあって、見ているわたしも汗ばんだ。

モルガンの映画は『思い出の瞳』『ガラスの城』『霧の波止場』を何度も追いかけて見た。いまタイトルを調べていたら、その映画のシーンが蘇ってきた。高い頬骨と澄んだ瞳、深い声、笑ったときの頬と笑い声が神秘的だったなあ。

『狂熱の孤独』はあまり評判がよくなかったし、モルガンファンとしてももうひとつ熱狂できなかったけど、いまもいろんなシーンが忘れられない映画だ。