第4回「関西翻訳ミステリー読書会」に参加

第4回関西翻訳ミステリー読書会(7時から9時まで)に2回目の参加。課題書はジュデダイア・ベリー「探偵術マニュアル」。ロバート・クレイス「天使の護衛」も候補だったそうだが、内容が複雑なこちらを選んだそうだ。「天使の護衛」なら読み終えていたし、好き好き好きと言うだけなのにと思ったのだが(笑)。
すでに当ブログに感想ごときものを書いているので、それを元にして話したのだけれど、すでに忘れてしまったことが多い。いうまでもなく「スティーブ・ジョブズ」を3日間読み続けていて、アタマん中はリンゴばかり。

そんな状態だったがなんとか話についていった。初めての参加者も多かったがみなさん積極的に話されていた。こういうところをチェックしているのねと感心したところも多々あった。
SF的なところのある作品なので、SFとはなんぞやみたいな質問があって、ウキペディアで調べた人がこう書いてあったと返事があったりと初々しい。そこに翻訳家の細美遙子さんがSFとはこういうものと答えられていた。テキトーにSFみたいと思い、スチームパンクなのかとテキトーに納得していたわたし(笑)。

わたしは本書をもうひとつ熱中できなかったのが、文学趣味をちりばめすぎていることだ。そこをきっと持ち上げる人がいるだろうと思っていたが、いなかったのがよかった。わたしがすこしだけ笑いながら否定的に触れたら、みんな笑って受け止めてくれた。

今回は二次会は申し込んでなかったのですぐに帰宅。おじやと漬け物という質素な夜なべご飯ができていた。