『ブリジット・ジョーンズの日記』第1作目は2001年公開だったから15年前、その続編は2004年公開だから12年前になる。第1作はおもしろかったが2作目はもひとつだったように覚えている。
そもそもはVFC会員のSさんが本をむちゃくちゃおもしろいと貸してくれたから。若い彼女にはおもしろかったみたいだがわたしは一向におもしろくなかった。映画はおもしろかったが、もっと笑わせてやろうという意気込みが強すぎて、2作目は退屈した。そのころはSさんも「もうええわ」と本を手放したと聞いた。
『ブリジット・ジョーンズの日記』の原作の発端はコリン・ファースがダーシーさんを演じた『高慢と偏見』からきていて、Sさんはそのページを朗読してくれた。まるでブリジットのように。
それよりも前、わたしのまわりの『高慢と偏見』熱はすごかった。最初はNHK放映のビデオをまわし見していたが、1万円ほどのDVDが出たときは否応なく買った。わたしのDVD鑑賞ナンバーワンである。ダーシーさんが立っている表情としぐさに惚れ惚れした。そのダーシーさんをやっていたコリン・ファースが現代のダーシーさんという役で出ているのだから、そら騒いで当然。
さっき見た『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』は、バカ笑いしたい気分だったからぴったりだった。それだけでなく、二人の男がとてもブリジットを愛して尽くすところも気分よかった。
レネー・ゼルウィガー演じるブリジット、コリン・ファース演じるマーク・ダーシー、パトリック・デンプシー演じるジャックの三角関係、楽しかった。