ようやく雨があがって今日から晴天が続きそうだ。ここらはなにも起こらなくて運が良かったとしかいいようがない。青空の下に洗濯物がひるがえっているのもええ感じ。白いタオルのふきんも消毒して陽に当てて干してある。
昨日かおとといか午後にひと揺れしたがたいしたことにならなくてよかった。震度1か2かな。
昔といってもたいした昔の話だが、西淀川区の小さな会社で働いていたときは、雨が大降りすると帰りの道路の水があふれた。マンホールのふたが流されているのを見たこともあった。濁流だからマンホールの位置がわからなくて、道の端っこを歩くようにした。たしかマンホールに落ちて溺れ死んだ人がいたそうだ。
バス通りから国道に出ると銀行の建物に茶色い筋がついている。わたしの頭のあたりである。台風の時にここまで水がきたという印だと銀行のロビーに立っているおっちゃんがいっていた。
当時は新婚の姉の家もまたよく床下浸水していた。いまは浸水の心配が不要になって、今回も大丈夫だった。姉はいざとなってもどこもいかんといっている。ベッドの上に座ってあたりを見ているそうである。近所のマンションや二階のある家に行かせてもらうという手も考えたが、まあ、気を使ったりややこしいから、ここで頑張るそうである。