わたしはあんまり冷房が好きでない。扇風機の風でもいやなくらいだ。薄着でうちわをばたばたと使う。でも、いざというときに困るのはいやだからクーラーはある。例年クーラーをつけるときは「つけよか」と一声かけるとか相談していた。今年はそんな逡巡はひとかけらもない。家にいるときはクーラーが入っている。
いままでとんでもなかった寝るときのクーラー、今年はつけてる日あり、風の吹き具合でつけない日ありである。
つけないときはタオルケットをかけ、つけてるときは夏布団をかけて眠る。どちらにせよ寝つきはよくないが、寝付けば熟睡している。
いまクーラーを消したので暑いが風さえあればオーケー。ベランダに出れば限られた宇宙だが星と月が見える。
8時過ぎに轟音を雷と間違えて洗濯物を取り入れた。すませてからわかった。今夜は淀川花火の日だ。毎年ある花火だが音はすれども姿は見えず。
さあ、そろそろクーラーのスイッチを切って風を通そうかな。
実はクーラーのおかげで部屋全体の足元に冷たい空気がよどんでいる、と思う。おかげで足首が冷えて、ふくらはぎも冷たい。これはうっかりだったということで、ふくらはぎ健康に役立つ脚絆のようなものを注文した。年には勝てんが対策は考えなくちゃね。