クリント・イーストウッド監督『ミスティック・リバー』(2)

ある日、ジミーの娘ケイティーが殺された。刑事のショーンが相棒と担当することになった。ジミーはショーンにいつ犯人を捕まえるのかと問いただすが、返事が得られないと手下を使って自分勝手な捜査をはじめる。

デイヴはジミーの娘の事件があった夜遅く血だらけになって帰ってきた。ケイティーはその夜はバーで友だちと踊ってはしゃいでいた。それを同じバーにいたデイヴは見ていた。
妻には強盗に襲われてやり返したので、相手は死んだかもしれないと言った。妻は翌日から新聞を調べているがそういう記事は載っていなかった。

同じ町で育って大人になった3人組の少年たち、その同じ町で自分の子どもを育てているジミーとデイヴ。ジミーの娘が殺され、デイヴが容疑者として取り調べられる。調べる警官は3人組のひとりショーンである。
ショーンは真犯人を追いつめるが、事情を知らないままに手下を使って自己流で追っていたジミーはデイヴを追いつめる。

町でパレードがあり、ショーンは妻と子とともに見物している。ジミーが目に入り、ショーンは指でピストルを撃つ仕草をする。ケイティーの事件は彼が解決した。
デイヴは行方不明のままだろう。川に流されて。