未読本が山積み

ディケンズの『二都物語』新訳(光文社古典文庫)がネット注文で明日届く。子どものときに読んだだけだからおおかた忘れているので読むのが楽しみ。最近サラ・ウォーターズの本を読んだら雰囲気からディケンズを思い出してむしょうに読みたくなった。以前引越しされた方からどばっとディケンズを送っていただいたことがあり、前から持っているのを合わせるとすごい量である。箱の中から『荒涼館』を出して読みたい気持ちがたかまってきたけど、未読本を先にしようと『二都物語』を待っているところ。

この前四方田犬彦さんの本を2冊買った。『ハイスクール1968』と『母の母、その彼方に』(2冊とも新潮社)。『ハイスクール1968』は読みながらおもしろがっていたら相方にとられた。代わりに『母の母、その彼方に』を買ってきてくれたのでいま読んでいるところ。すっごくおもしろくて、なぜいままで四方田さんの本を読んだことがなかったか不思議だ。

サラ・ウォーターズは先日アマゾンの中古本で『半身』を買ってまだ読んでない。あと1冊『夜愁』を買えば全部読了なのでうれしいような寂しいような。

山田真さんの『水俣から福島へ』を買ったのにまだ読んでない。カライモブックスで買ったマルグリット・デュラスの『緑の眼』もちょっと目を通しただけだ。

図書館で借りた『田村隆一全集』も読みかけたままだ。

今月は雑誌もたくさん買ったが、なかなか全部は読めない。読んだ作品の感想を書かねば。

わぁっ、未読本が山積みで、幸せなような困ったような。