夏がきた

風が通るようにあちこちの窓や戸を開けてご飯を食べる。涼しい風とともに騒音も入ってくる。涼しい風といってもいまのところだけで、梅雨が明けたら無風か温風か熱風かだもんね。特に今年は暑いらしいから考えるだにいやになる。

今夜は週末だけあってオートバイの騒音が激しい。昔のように群れではなくて個人で派手な音を響かせて走り去る。夜中にもまたくるんやろな。
救急車もけっこう走っていく。そのたびに車の音にプラス拡声器の声が響く。自分もそのうちにお世話になるかもしれないのだからうるさいと思ったらあかん。
クーラーをつけて窓を閉めると世界と隔絶したようでさびしく感じる。クーラーをつけて快適に過ごすより、つけないで窓を開け「暑い、暑い」とうちわでバタバタが性に合っている。ビールがうまい。お風呂も気持ち良い。

昨日プーンと飛んできて刺した蚊を叩いたらわたしの血をいっぱい吸っててその血がテッシュの上で赤く広がった。わたしの血ってこんなに赤いのかと感心した。いつまでも痒くてかなわんかったけど。

今日出かけたときに酒屋でワイルドターキーを見かけたので買った。いっしょに「小林牧場物語」という名がついた北海道のカマンベールチーズを1箱買ったので食べてみる。
本は四方田犬彦さんの本を続けて読んでいる。いま読んでいるのは『心ときめかす』(晶文社)、すっごく心ときめかして読んでいる。