マイケル・カニンガム『この世の果ての家』が届いた

当日記26日「見たい映画と見たい本」に書いたマイケル・カニンガムの『この世の果ての家』(角川文庫)をアマゾンに注文したのが届いた。なんと、中古本で1円だった。厚さ2センチ、ページ数は柿沼瑛子さんの解説を入れて572ページ、そして文字が小さくてぎっしりと詰まっている。老眼では長時間の読書は無理だ。ヴィクシリーズの新刊がこんな感じだと思い出した。ヴィクシリーズの場合は新刊ピカピカだから文字が小さくても読みやすい。この本は2003年発行だから12年前のか。古びていてもモンクはいえない(1円だし)。つけ加えると、1992年に単行本で翻訳出版されたのが、10年経って文庫で再び出版された。映画化されたせいかな。どんなかたちであろうといま読めるのがありがたい。

家にいてネットで手に入れたのだからほんとにありがたい話。目をいたわりながらぼちぼち読んでいこう。しかし、未読本がこんなにあって困ったなあ。
恋愛小説から片付けていけば、この本は順番が早い。そっとすぐ読む本に挟み込んだりして(笑)。
ごちゃごちゃ考えてないで、コーヒーでも淹れて最初のところだけ読み出すことにしよう。柿沼さんが解説を書いているということはゲイ文学だろうから。