ヴィク・ファン・クラブの例会が参加者が少なく存続の危機が続いている。15年以上も毎月第4土曜日にはわたしがここにいて、話し相手になりますよという活動(?)を続けてきた。5年くらい前まではけっこうな集まりであった。でもどうやらそういうのって時代遅れなのかなと思えてきた今日この頃。楽しき雑談ってわたしは思っていたのだが流行らんのね。
今月は趣向を変えて「セイヤーズ読書会」をやることにした。最近よく参加するNさんの要望でもある。雑談ばかりじゃ満足感がわかないよねとわたしも気がついた。
ドロシー・L・セイヤーズの作品の中で、わたしらがいちばん気に入っている作品「学寮祭の夜」をテキストに語り合おう。
話し合っているうちに雑談に発展してしまうのがなんだが、ミステリだけでなくジェーン・オースティンのこと、セイヤーズ以後の作家のことなど、大筋ではセイヤーズにふれていたのでオーケーである。
少し遅れてもうひとりのNさんが来られて、昨日の読書会の報告やらミステリ新刊書のことやら話題に幅ができた。
そして、来月はきちんと読んできて真面目なセイヤーズ読書会にしようということになった。めでたし。