今日も雨、中沢新一『ディケンズの亡霊』を読んでいる

今日も雨、明日も雨らしい。おとといと昨日晴れていたのを忘れてしまい、ずっと雨が降っているような気がしている。
午後に歯医者に行った。今日の治療は簡単にすんで、このままご飯を食べても大丈夫とのこと。以前、帰ってすぐにご飯を食べていいですかと聞いたので、それからは治療後にご飯は1時間後にしてねと言われることが多いような(笑)。誰にでも言いはるんやろか。

ツイッターでフォローしている「中沢新一語録」で知った「ディケンズの亡霊」が読みたくて収録されている「純粋な自然の贈与」 (講談社学術文庫)をアマゾンの中古本で買った。「クリスマス・キャロル」のスクルージさんのことが丁寧に描かれている。こどものときに読んで、あとは何人かの画家の絵本で知っているだけなので、こういうことだったのかとわかった。ディケンズの前にはヘンリー・ジェイムズの「ねじの回転」の話があって、こちらはわりと最近に読んでいるのでよくわかった。ジェイムズとディケンズの作品に表れた〈霊)の話なのである。
青空文庫に「クリスマス・キャロル」が入っているので、これから読んでスクルージさんを変えた〈霊)を詳しく知ろうと思う。