雨のはずがなぜか晴れて気持ちのよい夜になった。月曜日だからどうかなと思ったが、6時過ぎてからどんどん人が入りいままでで最高だと思う。いままでよく見かけていた人は減っているけど若い人が増えて客層が変わっている感じ。早めに行って前の席をゲット。
超短い細野さんの一言があって、6時6分開幕。
豊田奈千甫さんのノイズサウンドにのって、西尾早苗さんの墨絵が巻物のように流れていく。机に向かい手元で書きつつある絵が大きなスクリーンに指とともに動く。音と絵がすごく合っていた。
ライブペインティングは4回続いた小澄源太さんに変わって今年は今川咲恵さんに。横でアコーディオンを弾くのはわたなべゆうさん。太陽のような花のような女性のようなおおらかな絵が目の前で仕上がっていくのはスリリングだった。小澄さんには近田和久さんのフリーなドラムソロが合っていたが、今川さんにはわたなべさんのアコースティックギターが合っていた。
こうして時間が過ぎていくのだが、窓の外がだんだん黄昏れて暗くなっていくさまを見るのも66展の楽しみだ。
ここで休憩時間となり、裏庭のテーブルにワインとおつまみが用意されていた。ここで年に一度だけ会う友人二人と出会った。一人はツイッターでフォローし合うことになり、もう一人に連れ立っている3人とマイミクになれそう。年に一度がもう一組、接待係をしているNさんご夫婦とも長い付き合いになった。三日月が西の空に光って気持ちよいガーデンパーティ。
AZ CATALPAとMOHIKAN FAMILY’Sの演奏をわたしは外に出たまま窓の外から聴いていた。アズさんはますますいろっぽく、逞しく、巧くなっていた。立ち見のうしろから外までびっしりと聴く人が立っていて、窓の外にもいてすごい歓声が起きる。
うってかわって、絵本紙芝居「隅田川」(齋藤勝、後藤小寿枝、杼麻司由)がはじまる。窓の外からなのではっきりとわからなくて残念。
わたしはここで帰宅。
この後はKING COLUMBIAのスウィング・ジャズ。そして、KING COLUMBIA+AZ CATALPA +鞍掛綾子さん他による、演奏、歌、ダンス。「素敵なあなた」で盛り上がったそうだ。