『東京に原発を』の広瀬隆さんを思い出して

昨日は大地震と大津波のニュースから目を離せなかったが、今日は福島第一原発の爆発事故のニュースに釘づけだった。
避難勧告が出たから避難しようとした人たちが1号機の爆発で被爆した。こんな理不尽なことがあっていいのか。あんまりだ。
避難勧告の出た地区の地図を見たら半分が海にかかっている。広瀬隆さんの著書「東京に原発を」を思い出した。安全でないとわかっているから人口の少ない海に近いところを選んでいる。安全やったら東京に原発をつくったらええやんか。

80年代だったと思うが、アメリカ村のサンホールで広瀬隆さんの講演を聴いたことがある。若い人が企画したものでホール全体が興奮した若者であふれたいた。広瀬さんは時間いっぱい原発の危険を訴えておられた。
だけど原発はなくならなかった。いまも中部電力による上関原発計画がある。