クリント・イーストウッド監督『ハドソン川の奇跡』

久しぶりに見たクリント・イーストウッド監督の映画。内容はわかっているのに最後まではらはらして見ていた。
乗客たちと機長と副機長と乗務員を入れて155人を乗せて飛び立った旅客機。ニューヨークの街が美しい。すぐに鳥がエンジンに飛び込むトラブルが発生する。最寄りの飛行場を指示されるが時間が足りない。機長のサリー(トム・ハンクス)はハドソン川に降りると即座に決断し実行する。副機長ジェフ(アーロン・エッカート)も沈着に対処する。
155人はニューヨークの沿岸警備隊や警官たちに助けられ全員が無事に助けられた。1月の寒さの中を川に着水したのでみんな無事ってほんとに奇跡。

機長の判断ミスと決めつけるコンピュータ・シミュレーションを使った調査会議で、サリーとジェフは被告人を見るような視線にさらされる。機長が判断を下す時間を35秒遅らせてシミュレーションをやり直したら、近くの空港にたどり着くのは不可能だという結論が出る。サリーとジェフがちょっとの間を部屋から外に出て微笑み合うところがよかった。

大好きなアーロン・エッカートが口ひげを生やして副操縦士になっているのがかっこよくてうれしかった。