本の虫

さっき『太陽がいっぱい』を読んでいたら、「本の虫」という言葉そのままの人間がここにいると言われた。「本の虫」ってでっかい虫やなぁ、気持ちわるう。
本から体を離してコーヒーを淹れたが、コーヒーカップを手にしてまた読んでいる。おもしろいんだから虫と言われても平気。コーヒー淹れながら体操のつもりで肩をまわして伸びをした。

活字中毒者でもある。老眼の進み方がいちじるしく、肩こりもまたひどい。でもよく眠れるから睡眠中に修理できているようで、目覚めはけっこう爽やか。
いちばんのくすりはお風呂だ。熱めのお風呂にゆったり入って長風呂、ときどき半身浴、ときどき塩湯やハーブ湯。

本さえあれば生きていける。物語の中に真実があると信じている。
今夜はちょっと気取りました(笑)。