豆をむくのは子供の仕事だった

子供のときは晩ご飯の支度をしている母親からよく豆をむくようにいわれていやいややっていた。豆はだいたいえんどう豆だったと思う。豆ご飯をよく食べた。ソラマメはかさがあるからむいた莢を見るとおおいに働いた気になったものだ。なんせ両親と子供7人の大家族だったから食事の量がすごかった。冷凍ものとかなかった時代だ。

今日は食事係りがむきながらこれは今朝採れたんやでと一言。子供のときようむかされたわとわたし。
おっと、思い出した。「ソラマメの煮えるまで」という児童劇をやったことがある。小六の学芸会で主役のお姫様をわたしがやった。投票で役を決めたのだから、勉強はできなかったけど人気はあったのだ。終わってから生意気にも先生に演出をやりたかったと言ったっけ(笑)。

今日の晩ご飯はトマトとアボカドと玉ねぎのサラダ。トビウオの干物、えんどう豆の卵とじ。牛肉とジャガイモを小さめに切って炒めたの。それぞれが小ぶりの皿に盛ってあって食べやすい。けっこうお腹が大きくなって、お米のご飯を食べるのは中止でトーストを1枚ずつ食べた。