サラ・パレツキーさんご夫妻と楽しい会食 続き

昨日は公式報告ぽいことを書いてるので今日は具体的にいろいろと書こう。6時半前にお店に着いて入り口で通訳係の2人が待ち、4人は部屋で席順を決めて座って待つことしばし、お二人が入ってこられた。サラさんがすぐに「すぎやさん」と呼びかけてきて手を取り合った。サラさんは黒のトップとパンツに赤いジャケットと赤い靴がすごく似合っていた。

それぞれが座り料理が運ばれるまでプレゼント交換。チャルカで選んだ東欧アンティークのブローチを全員からプレゼント。Uさんが選んだ和紙のカードに全員サインしたのもつけた。サラさんはブローチをすぐに胸につけてくださり、渋い色の花が赤い服によく似合った。Sさんはみんなに持ってきた名物かりんとうのセットをサラさんにも。Tさんは長良川の鵜飼いの浮世絵を説明とともに。実はTさんは15年前に名古屋と大阪の講演会と大阪のパーティに出席された。帰りの電車でサラさんといっしょになったが、やさしく話してくれる英語が理解できなくて悔しかった。それから一念発起して英会話に取り組み、昨日はみごとに思いのたけを話された。
会員のKさんから預かったのは小浜市の名産品であるお箸で、オバマシールを貼ったカードつき。Oさんから預かったのは東京のサイン会での写真とお菓子が入った千代紙を折った父上手製の小箱。それとヴィク・ファン・クラブの会報9月号もお渡しした。

サラさんからわたしがいただいたのはマッキントッシュのローズピン。そしてみんなにヴィクシリーズ新作の「BODY WORK」にちなんだタトーシールが配られた。山本やよいさんからも心遣いのプレゼントをいただいた。
そして写真係が活躍。サラさんもご自身のカメラでみんなを撮っていた。山本さんからのチョコレートを持ったわたしの写真を山本さんに送ってくださるって。

サラさんたちは燗したお酒、わたしらは冷酒で乾杯。会話はUさんの仲介でどんどん進み、それぞれ手酌でご馳走を食べるのだが、話に集中して料理を味わっている余裕がない。ヴィクの事務所の壁にかけてある絵のことや、「バーニング・シーズン」の取材に高い場所に行ってコートニーさんがひやひやした話や、囲碁に深い関心をもっているコートニーさんの話。サラさんの短編に囲碁好きの日本人が出てくる「高目定石」というのがありましたっけとうなづきあった。

それからいっぱい話したんだけど、思い出したら追加することにして、最後はまた写真を撮り合ってお開きとなった。お店の人が全員写真を撮ってくれたし言うことなし。
それからそれぞれの本にサインをいただいた。新刊2冊の他に原書を持っているひと、新刊の「BODY WORK」を持っているひともいた。
お別れの挨拶をしていたら、コートニーさんがわたしを抱きしめて頬にキスをしてくださった。タクシーに乗るときに「もう一度」とまたキス。舞い上がってしまったわ。
サラさんたちは奈良ホテルへもどられ、わたしらは西大寺の駅で解散した。

大阪のホテルへ泊まるUさんと日本橋で降りてタムタムカフェへ。お互いにご苦労さんとカンパイし、ずっと続いている会話の続きをまた続けた(笑)。タクシーでUさんをホテルの前でおろしてから帰宅。長く充実した一日だった。

当分はヴィク・ファン・クラブをやめられない。