ロバート・ゼメキス監督『マリアンヌ』

ブラッド・ビッドの映画で見たのは『セブン』『ファイト・クラブ』くらいしか思い出せない。そうそう『テルマとルイーズ』のチンピラ役もあったなあというくらい。
それと『セブン』の刑事役がよかった。妻の役で共演したグウィネス・パルトローと付き合っているとのことで応援してたんやけど・・・。ずいぶん古い話だ。

『マリアンヌ』は久しぶりのブラッド・ピットと初めて見るマリオン・コティヤールの共演で、1942年、第二次大戦下のモロッコでカナダ人工作員のマックス(ブラピ)とフランス人工作員のマリアンヌ(マリオン・コティヤール)が指令を受けて会う。普通に出会うのではなくいつ死ぬかもしれない環境で、一緒に活動しているうちに恋に落ち結婚し娘が生まれる。イギリスにもどって生活していると、上司から呼び出され「君の妻マリアンヌに二重スパイの疑いがある。君の手で始末しろ」と命令される。マリアンヌの決断がすごい。

ブラピは顔も姿も美しくてほれぼれした。マリオン・コティヤールは初めてだけど、1940年代のヨーロッパの女性の感じがよく出ていて美しい。イングリット・バークマンやローレン・バコールを彷彿させる美しさ。