『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』昨日の続き

昨日は映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』をこのわたしのiMacで見ていた。美しい映画画面に見える部屋に背より高いでっかい計算機(?)が置かれている。なんだか音を立てて規則的に動く神秘的な機械が、のちにコンピュータになったんだって。このでっかいものがいまやこの小さなiMacに収っているといるということを話しながら、コンピュータの基礎を作った人を描いた映画を見ていたわけだ。

チューリングは第二次大戦後、当時のイギリスの法律で同性愛者として罪に問われた。映画では執拗な攻撃的取り調べをする警官が出てくる。イギリスの警察ものを読むと出てくる落ち着いた自信をもった警官は相手が悪人の場合を小説で読むと小気味好いが、チューリングに対してのしつこい追求は見たくなかった。

イギリスではアラン・チューリング(1912-1954 )の生誕100年前後から、彼の業績を正当に評価しようという動きが本格化しているそうだ。英国政府によるチューリングの恩赦が発表されたのは2013年12月24日。