まだまだ、P・D・ジェイムズ

P・D・ジェイムズのアダム・ダルグリッシュ警視長シリーズは全部読んでいるんだけど、買っていなかった本2冊「ナイチンゲールの屍衣」(1971)と「灯台」(2005)を中古本で注文した。明日には届くだろう。
先日来「殺人展示室」を再読・三読してダルグリッシュの理詰めの推理と、部下たちの無駄のない動きにまた魅せられていた。ダルグリッシュはケンブリッジで教える若いエマに恋をして、彼女の心を推しはかって自信をぐらつかせたりもする。最後にイエスと言うエマと向き合って両手をとる。そして高らかに笑う。
お布団の中で最後のページを読み終わって自分を笑ってしまった。おいおい、ミステリを読んでいるのかロマンスを読んでいるのか。こんなんだから安眠確実(笑)。

他に積ん読本がいっぱいあるので、ジェイムズさんの本だって家にないと読まないから買うまいと思っていたのに、そこまで読んだらたまらずにアマゾンのページを開けていた。明日届いたらすぐに読みだすのだろうな。「灯台」ではケイト・ミスキン警部とピアーズ・タラント警部がいい仲になるけど一度壊れたんだっけ。えっ、これで終わりなの?と思ったら「秘密」ではピアーズからメールが届いて・・・この二人らしいいい解決でよかった。