毎日柿を食べている

果物の中で一番好きなのは「柿」だと毎年書いてきたが、今年も元気で「和歌山の柿はうまいなあ」といえるのがありがたい。10年くらい毎年、和歌山に実家のある友人が九度山の柿の大箱を送ってくれていた。その方がVFCを辞められ柿も来なくなった。困ったなと思う間もなく近所に無農薬野菜を売る店が3店もでき、柿も梨もどっさり手に入るようになった。

いまは平核無柿(ひらたねなしかき)が出始めたところ、小さいし甘みは少ないが、「柿の季節がきたね」と毎日食べている。この後に出てくる富有柿が楽しみ。大きな柿をむいて美しい色の果実を口にする快楽が今年もあると思うとうれしい。今年も元気で生きている。

関東の友だちが「お取り寄せ」で一緒に買うからと、うちのぶんも御所柿を注文してあるとのこと。ありがたいなあ。1901年に正岡子規が御所柿を食べていると寺の鐘が鳴ったとか。俳句は法隆寺だが実際は東大寺だったとか。