イチジク愛

今年はイチジクをよく食べた。生のもよく食べたし、ジャムもよく食べた。ジャムの瓶はまだ冷蔵庫に入っている。残り少なくなると、なんとなくもったいなくていまはやめとこと思う。けっこういい値段だったし。

今日の晩ご飯は、タコのカルパッチョと鶏肉のソテー、生野菜と蒸し野菜つき、そしてバケットと紅茶。バケットにはクリームチーズとイチジクジャムをつけて。
食後にまだ物足りなくてジャムを瓶からすくって舐めた。うまーっ、こんなん食べてたら長生きするで。

で、思い出したんだけど、昔、我が家にあった絵本。ストーリーも内容も忘れてしまったけど、ある国の人民がなにかを食べたせいで鼻が伸びる。街で出会う人たち全員の鼻が垂れている。長くならなかった人はイチジクを食べたせいでとどまっていたのだ。それを賢い老人が教えたとかで、老人と普通の鼻の人たちが喜んでいる図。記憶があいまいでほんまにそういう絵本だったか自信がない。イチジク食べて伸びてた鼻がひっこんだ話というのはたしかに記憶あり。