ジョン・マッデン監督『女神の見えざる手』

2016年にイギリス、アメリカで製作された2時間12分の映画。おもしろくて長時間を画面の前に座ったまま見続けた。タイトルからは連想できない内容に引きづられて最後までいった。

エリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)は大手のロビー会社で辣腕をふるう花形ロビイストで、男たちの間をさっそうと仕掛け人として働いている。新しい仕事は銃所持の規制を支持するほうの立場で、彼女はさまざまな銃規制派の人たちを支持する活動に積極的に取り組んでいく。

スローンの部下の女性エスメは、学校で銃を持った人間から逃れるためにロッカーに隠れたという過去があって、隠していたのだが、スローンに生放送のときに暴露され、それからは注目されるようになる。

華やかに活動するスローンだが、眠らないよう薬を飲んで毎日を過ごし、夜はホストクラブの男をベッドの相手に派遣させている。

いろいろと複雑な内容で、一回見ただけでは書ききれない。
聴聞会があり、自分の意思で有罪となり、刑務所に送られる。
最後のところをもう一度見ないと上院議員の犯罪がはっきりわからない。
今日はこれで寝る。すごい映画だった。