マーク・ウェブ監督『さよなら、僕のマンハッタン』

昨夜は先入観もなにもなく「映画見ようや」「今夜はこれ見るから」というわけで、ご飯後にすぐ見始めた。タイトルは聞いたがすぐに忘れてしまった。先入観なしではじまったが、主人公の青年トーマス(カラム・ターナー)が爽やかですぐに好感を持った。
「ウッデイ・アレンみたいな映画やな」といいつつ、青年と彼に近づいてきた初老の男(ジェフ.ブリッジス)の会話を楽しみ、ガールフレンドとうまくいけばいいのにねと応援していたが、いろいろあって物語はドラマティックに展開する。

時代のせいか、作家の資質のせいか、マーク・ウェブ監督はウッデイ・アレンのようにとんがっていなくてよい。問題が起こってもちょっとナンギやなといった感じで見ていた。
「ニューヨークはええなあ、マンハッタンもブルックリンもええなあ」と行ったことないのに羨ましがっている。映画見て羨ましがってもしゃあないけど、おうちでの食事もお店でのパーティも、みんなおしゃれして、仕入れておいた会話を楽しみ・・・こんなんやりたいけど・・・わたしはやっぱりおうちごはんがいちばんのような気がする。気分は内向き。